近況報告4月12日〜

4月30日(土)「統一メーデー開催される。」
 今年は大震災に配慮しながら、自粛ムードでの統一メーデー(連合4区地協や労福協の共催)が甲賀市で開催され、参加しました。
 義援金の募金活動をしながら、被災地に思いを寄せて、働くことによって安心社会を築くことを皆で誓いました。
 大変厳しい経済雇用情勢が続きますが、しっかり景気回復し、雇用の確保をしながら被災地支援をしなければなりません。
 がんばれ日本! 元気を取り戻そう! これはすべての国民の願いです。
今こそ政治がしっかりしなければなりません。復興支援のため、安全安心の社会構築のため、与野党の話し合い、意見調整をしっかりすべき時です。


4月29日(木)「今日で一期目の任期が終わります。」
 今日からゴールデンウィークが始まります。テレビでは英王室のウイリアム王子の結婚式一色でした。お二人の末長いご多幸をお祈りいたします。
 さて、今日で県議会議員1期目が終わりとなります。この4年間、立候補のときの思いをしっかり実現すべく、努力してきました。
 この4年間、国政においては参議院での逆転、政権交代、そして、再び参議院での敗北とめまぐるしく変わりました。
 県政では初年度に民主党から県会議長を生み出したものの、その後は自民に奪われ、ダム問題で流会騒ぎもありました。大型公共事業を見直し、その財源を県民の生活にあてるという方針は貫かれましたが、まだまだ道半ばという感じです。
 地域主権を目指して設立された関西広域連合の評価はこれからです。
そして、何よりも選挙前に発生した東日本大震災がこれからの国政、県政を大きく変えていくのは明らかです。
 原子力発電所の安全神話は完全に崩れましたし、防災対策の見直し、被災地の復興と課題が大きくのしかかって来ます。
 明日から、新しい任期が始まりますが、心新たにがんばる覚悟です。


4月28日(木)「本態性ニーズと流行性ニーズ。」
 今日は終日あいさつ回りの後、地元学区連合自治会の皆さんとの初顔合わせでした。
年度の変わり目で自治会の新旧役員の皆さんには大変ご迷惑をおかけしました。心から感謝申し上げます。
 さて、5月には改選なった各地方自治体で臨時会が開催されます。厳しい選挙戦の後でしこりがないといえばウソになりますが、闘いが終われば「ノーサイド」の精神で地域の発展のために尽くすというのが本筋です。
 それぞれの地域課題の解決に向けて、また東日本大震災の克服に向けて一丸となって国も地方政府も進まなければなりません。
 ただ、他の地域のことながら「大阪都構想」については懸念が残ります。橋下知事の個人的な人気を背景に統一地方選挙では「維新の会」が大躍進しました。
 今後予想される大阪市長選挙、大阪知事選挙で橋下知事の思惑通りの結果となれば、当然大阪都構想が一気に進むと思われますが、この時に将来を見据えたしっかりした議論が行われるかが問題です。少なくとも維新の会を支持した有権者がそんなことは託していないとならないように願うものです。
 選挙の洗礼を受けるものは当落がすべてであると考え、そのためには自分の主義・信条を隠す、あるいは曲げるということはありうる話です。維新の会の候補者の中には「大阪都構想」だけを訴えて当選した人もあると一部で報道されていました。
 大阪だけでなく、名古屋では「減税日本」の動きもあります。
 かつて私の尊敬する政治家が「本態性ニーズ」と「流行性ニーズ」ということばを用いたことがあります。住民のニーズも二通りあり、この見極めが必要だということです。維新の会が訴える大阪都構想や名古屋が目指す減税日本は果たして「本態性ニーズ」でしょうか。はたまた「流行性ニーズ」でしょうか。皆さんとしっかり考えていきたいと思います。


4月27日(水)「会派会議、そして臨時会の議案説明。」
 今日は久々の会派会議で今後の議会運営や役割分担を協議。そして、5月10日に開催される臨時会の議案説明が行われた。主な内容はもちろん震災対策の補正予算である。原子力災害対策の見直しも当然課題となる。これまでの10キロ圏については当然見直しとなるだろう。
 いずれにせよ、この臨時会は今後の嘉田県政に対して各会派がどのようなスタンスで臨むか、注目される臨時会となる。
 民主党・県民ネットワークは12名で4期が1名、3期が4名、2期が5名、1期が2名という構成である。私は政調会担当で政策の勉強をじっくりさせてもらうつもりである。
 地域主権の確立に向けて、また、その前提としての国から県への権限移譲、国の出先機関の廃止など防災対策と併せて大きな課題がある。しっかり、県の役割の道筋を示していきたいと思っている。


4月26日(火)「地域主権の行方。」
 統一地方選挙の前半戦、後半戦ともに終わり、新しい自治体議会のメンバーが揃いました。
 それぞれの地域課題解決に向けて、また東日本大震災を受けて防災体制の見直しや地域主権の在り方など議論すべきテーマは山積しています。
 2元代表制をしっかり意識して、幅広い議論を展開し地方自治を前へ進めていきたいと思います。
 今日は終日あいさつ回り、そして夜は地元学区の人権啓発、社会福祉、青少年育成の各団体の総会に招かれ、出席しました。
 地元出身の議員は県会議員2名、市会議員2名となりました。党派は違っても地域課題に対してはしっかり連携して解決にあたっていくことをお約束します。


4月25日(月)「統一地方選挙後半戦・近江八幡市議選終わる。」
 昨日、統一地方選挙後半戦である近江八幡市議選が終わりました。民主党推薦候補2名のうち、1名が次点となり苦杯をなめました。民主党への逆風に加え、同じ地域から新人が立候補したことも大きく影響しました。
 残念ですが、しっかり敗因を分析して次の機会に備えたいと思います。
 旧安土町地域からは7名が立候補して6名が当選しました。市長選挙、県議選と投票率が低調だった旧安土町ですが、市議選では投票率が上がり、得票も安土町全体を上回るものでありました。新聞報道によると、合併推進派が4名で、反対ないしは懐疑派が2名ということで、現市長が先の市長選挙で言及した「2年半後に住民の意向によっては分立の議論をする」という話が議会でも取り上げられることになると思います。
 私も県議選で旧安土町の住民の方から合併によるデメリットをお聞きしており、こうした議論を注目しています。
 市名の見直しをするのか、あるいは合併による成長をどう成し遂げていくのか、課題は山積しています。
 篠原駅に加えて今後進められる安土駅の改修についてもしっかり取り組んでいきたいと思います。
 合併により面積や人口を膨張させるのでなく、あくまでまちとして成長を目指すということを今一度確認したいと思います。
 いずれにせよ新議会においてしっかり近江八幡市の課題や将来像を議論して、24名の新議員により2元代表制がしっかり守られることを期待します。
 長い間、近況報告を休止して申し訳ありませんでした。関係する市議選も終わりましたので、今後はまた近況報告を再開してまいります。


4月16日(土)「いよいよ明日から市議選です。」
 統一地方選挙第2弾の近江八幡市議選が明日から始まります。
民主党の推薦候補は山本英夫さん、坂井千代枝さんの2名です。二人とも市議の経験を積んだベテランであり、市民のみなさんの生活第一に活動してきた候補者です。
 お二人のご健闘をお祈りいたします。公選法の規定もありますので明日から1週間、近況報告は休止します。ご了承ください。


4月15日(金)「昨日、今日とは近江八幡三大火祭の一つ八幡まつりでした。」
 4月14日、15日は近江八幡の三大火祭の一つ「八幡まつり」でした。「太鼓まつり」あるいは「松明まつり」とも呼ばれます。
 しかし、今年は大震災に配慮し、打ち上げ花火や太鼓のわたりは自粛されました。
三大火祭で残すは5月の「篠田の花火」ですが、どうなるのでしょうか。
 とにかく日本全体で大震災の悲しみを受け入れたうえで、今後復興に向けてどう行動していくかにかかっています。
 滋賀県経済にも震災の影響で暗い影が忍び寄ってきています。特に中小企業には厳しい試練が待ち受けています。県や国のしっかりした支援体制を整え、融資制度などで支えていくことも必要です。
 選挙の中で訴えてきた中小企業振興条例の制定も急務となります。
今回の大震災で日本の国は大きく様変わりするでしょう。危機管理体制、原子力に頼った電力供給体制の見直し、環境問題など多くの面で日本かじ取りも変わってきます。
 三万人に及ばんとする犠牲者の皆さんに報いるためにも、ここは国を挙げて、国民全体の総意で被災地の復興、そして日本の国自体の立て直しが求められます。
 今こそ、政治のリーダーシップが求められています。国も地方も正念場にいます。


4月14日(木) 「間もなく市議選の告示。」
 県議選が終わり、17日にはいよいよ市議選が始まります。統一地方選挙の第二ラウンドですが、国から県、県から市へと政党色は薄くなってきます。
 いわば、市議選は地縁、血縁、そして人物本位という選挙になります。
民主党は政権党ではありますが、推薦候補者は近江八幡で二人しかありません。この点は大いに反省すべき点ですが、残念ながら今の党の情勢を見ればやむをえません。
 確かに、菅総理のリーダーシップに不満はありますが、今の混沌とした社会情勢の責任は50年以上政権にいた自民党の責任は大きいものがあります。
 原子力発電所についてもこれまでの政権が国策として進めてきたもので、今回の大惨事に対して批判ばかりする自民党の姿勢は許せません。このことは選挙期間中、多くの有権者の方々からもお聞きしました。
 このことは県政においても同様で、栗東RD最終処分場問題や造林公社の債務問題についても自民党はこれまでの責任追及や反省をすることなく、解決にあたっている嘉田知事の批判ばかりする姿をこれまで私は見てきました。
 政治に携わるものは間違いに気付いた時はしっかり謝り、責任を取らなければなりませんが、自分の信条は決してぶれてはいけません。このことをしっかり自覚しながらこれから4年間、有権者の付託に応えていきたいと思います。


4月13日(水)「県議会非自民が過半数を割る。」
 県議会選挙の結果、自民党が過半数を制し、民主党会派は5名減の12名となった。民主党と連携している対話の会は4名ないし5名で、また共産党が議席を失い非自民は完全に過半数を割った。
 今後嘉田県政の運営については厳しい状況が続くかもしれないが、すべて政策・施策についてはこれまでも是々非々であり、しっかりした討論の中で県民のための判断をしていきたい。


4月12日(火)「長い選挙戦が終わりました。」
 9日間の選挙戦が終わり、審判が下りました。「逆風の今江」と言われましたが、何とかトップ当選して議席をいただきました。
 この選挙戦は大震災の中で、自粛ムードとなりましたが、有権者に判断を求める以上、しっかり政策を訴える必要がありました。そうでないと有権者に対して失礼になります。選ぶほうも選ばれるほうも被災地に心を向けながら、つまり犠牲になられた方に心から哀悼の意を表すとともに、一日も早い復帰を願いながらの選挙です。
 訴えるテーマはやはり安心・安全が多かったようです。
 一刻も早い復興、そして日本の経済を元気にしないと日本はほんとに沈没してしまいます。
 7614票の重みを受け止め、これから4年間しっかり取り組みます。


   
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