12月9日(日)
| 高畑校長以下、メダカの学校小田分校の皆さん。 |
昨日、今日と12月定例会の一般質問の準備で忙しかったのですが、一段落したところで「メダカの学校小田分校」の皆さんとご一緒する機会をいただきました。 小田町自治会のまちづくり部からスタートして今では有志の皆さんが子どもたちに不耕起による米づくりを教えたり、町内のメダカが泳ぐ小川を守る活動を続けたりしているまちづくりのリーダーの皆さんです。 どの人も気負いがなく、自分たちも楽しみながら子どもたちに自然のすばらしさを教え、自分たちが先祖から引き継いだ風景を守ろうとしている姿が感動的でした。 不耕起による米作りという言葉は字で書くとなんとなくわかりますが、耳で聞くと最初何のことかわかりません。代かきをしないで無農薬でお米を作る、田んぼの中には昔のようにどじょうも生きている。そういえば、私たちが子どものころに田んぼに入るといろんな虫や魚がいました。そんな昔の思い出が頭の中のスクリーンによみがえってきました。 でも最近、メダカの泳ぐ小川に水がなくなり困っているそうです。水は近くの日野川にある新堂の樋を通して町内の小川に引いていますが、日野川の改修工事で取水堰が崩れて水が引けていません。春までにポンプで水をくみ上げるなり何とかしないとメダカの住む小川は復活しません。今日はみんなで何とかしようと集まりました。私も何とか解決方法を模索してみます。
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12月7日(金)
今日は一般質問の通告締切日です。私は「公立病院改革について」など2項目について12月11日(火)3番目に一般質問をする予定です。 公立病院のあり方については各地で様々な課題が浮かび上がってきています。近江八幡市においてもPFIによる病院経営について検討委員会が開催されるなどしています。 そのような中で、先月総務省の「公立病院改革懇談会」が公立病院改革プランのガイドライン案をまとめました。 まだ、案の段階ですが、滋賀県の医療のあり方を広域的に調整する立場にある県の姿勢を質問する予定です。
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12月6日(木)
今日は県議会代表質問の日です。民主党・県民ネットワークは長浜市選挙区の田中章五議員が代表質問をしました。 内容は「滋賀県基本構想」と平成20年度予算、新幹線新駅中止のあとの対応、環境問題、いじめ問題、農業問題など多岐にわたります。 その中でも、これから3年間実施される財政構造改革プログラムに焦点があてられました。特に、就学前の福祉医療や子育て支援にかかる費用の削減は各市町からも批判が高まっています。将来につけを残さないために今は我慢といわれても、県民は納得できないでしょう。これは予算編成までに修正が必要です。
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12月4日(火)
| 滋賀中部政経文化懇話会で講演する澤田滋賀県副知事 |
石川県で開催された滋賀中部政経文化懇話会(滋賀報知新聞社主催)に出席しました。澤田滋賀県副知事を講師に迎えて「滋賀県政の経営について」をテーマに勉強させていただきました。話の中心はやはり昨日の知事のあいさつと同様、基本構想、三位一体改革の行方、造林公社問題でした。いままででしたら県政の運営とすべきところ、あえて「県政の経営」としたところに滋賀県の現状が如実に表れています。このまま財政危機が続いて、もし赤字が国の定める基準を突破したら滋賀県は赤字再建団体に陥ってしまいます。 つまり、国の管理下に置かれて自主的な県政運営ができなくなってしまいます。 こんな状況まで放置していた歴代の知事の責任も問われることでしょう。 しかし、そうは言っても今の知事、そして県議会がこうした危機を乗り越えていくしかないわけで、ここはしっかり知恵を出し合って、財政が苦しくても今すべき事業と先送りする事業をしっかり見極めて行かねばなりません。
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12月3日(月)
今日から県議会12月定例会が開催されました。知事は冒頭のあいさつで今回議案となっている「基本構想」そして20年度予算編成、新幹線新駅中止、造林公社問題の4点について言及されました。どれも、県政における大きな課題であります。 基本構想は2030年の滋賀県のあるべき姿を見据え、向こう3年間、嘉田マニフェストを視野にいれて、行動の理念、具体的な数値目標を示したものです。 この基本構想を最上位計画として行政改革、財政構造プロジェクトを推進しながらこの3年間の嘉田県政のかじ取りをするわけです。 しかしながら、造林公社の債務超過を解決するための特定調停、栗東市の区画整理事業、南部振興策などがこれからの県政運営にどのような影響を与えるのか、目を離せません。滋賀県は税収は増えているもののその分地方交付税も減らされ、歳入面での改善がなかなか果たせません。これらは三位一体改革によるものですが、国の制度を変えるための行動も必要です。
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