11月4日(日)
昨日に続き絶好の天候です。市内では各学区の文化祭をはじめ秋の定例行事が開催されています。 私は午前中、男女共同参画センターで開催された懇談会に参加させていただき、男女共同参画社会へ向けて今何をすべきか、様々な意見をお聞きしました。 県では今向こう三年間の行動計画の策定作業中です。ポイントは三つ、男性を含め労働時間が過多となっている社会を変えること、女性の様々なチャレンジを支援すること、充実した啓発などです。 男女共同参画社会の実現に向けて、企業における子育て環境支援は特に重要ですが、これは障害者の雇用、環境への配慮と併せて企業のCSRとしてしっかり位置づけ、あらゆる場面で企業の大きな評価基準とすべきだと思います。
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11月3日(土)
| 光触媒ミュージアムで藤嶋昭先生(右から二人目の方)と担当者から光触媒について説明を受ける特別委員会のメンバー。 |
最近子どもたちの理科離れが進んでいるのでしょうか。昔は「なぜなぜ坊や」といっていろんなことに疑問をもって大人に「なぜこうなるの」、と尋ねる子どもが多かったように思いますが、自然現象に疑問を持つより受験勉強に忙しくなって子どもらしい好奇心がなくなりつつあるのであれば少しさびしい気がします。 昨日報告した神奈川科学技術アカデミーでは次世代を担う地域の青少年の育成をめざして理科離れ対策事業を実施しています。研究者の学校への派遣授業、夏休みの科学実験講演会などです。川崎市の先端科学技術副読本「川崎サイエンスワールド」も発行しています。 この副読本には、光触媒(酸化チタンに光があたると活性酸素が発生し有機物が分化するので汚れがきれいになったり消臭効果がある。つまり、壁やガラスに酸化チタンをコーティングすると汚れが少なくなる。)によって起こる化学反応や私たちの日常生活にどのように活用されているか、わかりやすく説明されています。 これ以外にもプラズマテレビの秘密やICチップ、ロボットのことなど大人でも思わず引き込まれる内容になっています。 こうした科学技術はメッキ塗装など中小企業の分野でも大いに生かされており、産・学・公がしっかり連携すれば地域社会の発展に大きく寄与するでしょう。 私も久しぶりに「科学少年」の気分になりました。
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11月2日(金)
| 光触媒で処理されたテント。2年以上風雨にさらされても汚れていないのがよくわかる。右が未処理のもの。 |
経済振興対策特別委員会県外視察で千葉県議会並びに神奈川県議会を訪問し、中小企業振興策並びに中小企業振興条例について調査するとともに、(財)神奈川科学技術アカデミーで産学公連携による科学技術振興と中小企業振興対策について実践例を視察させていただいた。 千葉県中小企業振興条例については、地域が元気でなければ中小企業も元気にならない、つまり地域の活性化と中小企業の振興は同時進行で進めなければいけないという理念がうたわれており、私たちが目指す振興条例案に大いに参考になった。 また、神奈川県が実施している産業集積促進方策「インベスト神奈川」では進出企業に対してCSR(企業の社会的責任)として障がい者雇用、子ども子育て支援、環境に配慮した事業活動などについて一定の条件をクリアーしていないと助成を減額する措置をしていることが印象的であった。 神奈川科学技術アカデミーでは光触媒技術を応用した製品開発をはじめ次世代を担う科学技術人材育成に尽力されている藤嶋昭先生(ノーベル賞候補となったこともある)から直接説明をいただいた。今から40年前の大学院の学生時代に発見された光触媒技術が今も各分野で利用されている。さらなる発展をお祈りします。
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10月31日(水)
| 映画撮影の背景となっている八幡堀付近。 |
絶好の行楽シーズンを迎え、事務所周辺の八幡堀も毎日観光客でにぎわっている。 これまで近江八幡の景色は銀幕に数多く登場しているが、近く公開される「呉清原」という中国映画も近江八幡を中心に撮影された。 呉清原といえば碁をする方なら大抵知っておられる名手であるが、彼の生涯を描いたのがこの作品である。 設定は東京の下町であるが、観音山付近などがかつての東京の下町の雰囲気を色濃く残しているということで撮影場所に選ばれた。 私はまだ作品を見ていないが、今から大変楽しみである。この映画の撮影には多くの市民の皆さんが協力され、市行政もサポートされた。近江八幡市のPRに大きく貢献する映画となるでしょう。 近江八幡市でも市民の皆さん有志によるフイルムコミッションが立ち上がっているが、これまで市民の皆さんが大事に守ってきた原風景がスクリーンの中で輝くことを心から期待します。
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10月30日(火)
今日は福田首相と小沢代表との党首会談があった。テロ特措法については従来どおり民主党として反対の立場は変わらない。しかし、話し合いの中で妥協点を見出す努力は政治の役割として必要なことではある。国政や国民生活の安定は党派を問わず政治の使命でもあることからいたずらに政治が停滞することは誰も望まない。 ただし、これもすべては政府与党の態度如何である。ここは政府与党も民主党も大きな正念場であろう。誰のための政治か、原点を忘れることなく国民の幸せを願って前へ進もう。
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10月29日(月)
秋も深まり、11月に入れば紅葉の季節となり、鮮やかな赤色に染まった山々の景色が楽しめることでしょう。 今日は午前中、大津にて滋賀県トラック協会の皆さんと懇談させていただき、午後には東近江市に移動し、市長さんはじめ市の幹部、市会議員の皆さんと対県・国に対する要望事項について意見交換会をさせていただきました。 運輸業界の皆さんもコスト削減や環境問題への対応など日々御苦労されている様子がよくわかりました。地域経済の発展や雇用の確保に向け、環境・安心・安全をキーワードに企業努力されていますが、業界全体の発展のため道路整備はもちろんのこととして有料道路の無料化など行政や議会として取り組む課題は多くあります。こうした要望を一つ一つ実現すべく努力していきたいと思います。 午後の東近江市との意見交換会では、市立能登川病院や蒲生病院における医師確保、あるいは「あかね寮」などの福祉施設の整備について要望がありましたが、これらの課題は私が9月議会で質問した事項でありましたので、県当局の見解や今後の展望などについてお話し、実現に向けて努力することをお約束しました。 市町の抱える課題はみな共通です。一番大きな問題は地方分権時代と言われながら、税源移譲や地方交付税の制度がしっかり機能していないため、地方全体が慢性的な財源不足に陥っていることです。 また、医師不足や障害者自立支援法の不備はまさに国民の生活からかけ離れた政治や将来を見据えた政策論議ができていないことの表れです。政権交代を視野にがんばる決意を新たにしました。
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