10月14日(日)
| 八幡堀白雲橋付近。鳥居の向こうに見えるのが白雲館、かつては小学校や郡役所として使われていたが、今は観光案内所として活用されている。 |
先週に引き続き、今日も市内各地で運動会が開催されています。私も何ヶ所かごあいさつに伺ったあと、秋の戦没者追悼法要に参列させていただきました。 法要の中で、90歳の卒寿並びに88歳の米寿をお迎えになったご遺族の方が表彰をお受けになられました。ご親族の戦死の後、大変な御苦労をされたことと存じます。今後ともお元気で長生きされますことをお祈りいたします。 会場である慰霊殿は事務所から近いので今日は日牟礼八幡宮から白雲橋をわたり、八幡堀の堀端を歩きながら帰ってきました。日曜日ということで観光客で大変混雑していますが、私の学生時代には八幡堀はどぶ川であったことを思い返しますと、まさに隔世の感があります。 しかし、白雲館前の車の渋滞は心配です。大きな交通事故は起こってないようですが、平日は子どもの通学路でもあり、付近のみなさんともよく話し合って何らかの交通規制が必要でしょう。市行政や警察の方と意見交換もさせていただいておりますが、今後も改善策に向けて頑張ります。
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10月13日(土)
| 「スギファンクラブ」の立て看板。この上で炭焼きなどされています。 |
さわやかな秋晴れの下、今日は所用で東近江市永源寺町に出かけました。 近江八幡市から車で約一時間、三重県境に近い箕川というところで「スギファンクラブ」というボランティアの皆さんが炭焼きや森林保護に取り組んでおられます。 永源寺町の山にも造林公社の植林がされていますので、関係者のお話も聞けて大変有意義な時間を過ごさせていただきました。合わせて、森林浴という言葉がありますように、山の中で時間を過ごすことにより、リフレッシュをさせていただきました。 造林公社の植林については輸入材によって国内の木材価格が下落したため、それに伴い伐採収入により債務を返済するという計画が目標通り実施できなかったことは事実です。しかし、水源地の涵養をはじめ森林の保全など治水や環境保護に果たした役割は無視できないというお話でした。「水を植える」という言葉が本当に印象的でした。 枝うちや間伐など山の木を守り育てるためには日常的に大変な努力が必要です。多くの方々が山を愛し、地球全体の環境保護のためという大きな目標を持って、日々生活されている姿に大きな感銘を受けた一日でした。
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10月12日(金)
9月定例県議会も本日、討論採決を終えて閉会しました。 これから注目されるのは10月末で協定破棄の期限を迎える新幹線新駅建設凍結の問題です。 予定地周辺の区画整理事業にどう対応するのか、南部地域の振興策はどのように展開されるのか、最後の話し合いが今日も続きます。 昨年の知事選において県民の民意ははっきり示されています。今残されているのは10月末を迎えれば協定は破棄されるという事実ですが、可能な限り県と栗東市、地権者などが合意できることが望まれます。 また、県政には基本計画の策定、財政構造改革プログラム、400億円を超える財源不足の中での20年度予算編成という大きな課題が残っています。 とりわけ基本計画はこの9月県議会に報告される予定でしたが、先送りされています。知事のマニフェストとの整合性も含めてこの基本計画がはっきり示されない中で、県民の生活に大きな影響を及ぼす財政構造改革プログラムを議論することは出来ません。 造林公社問題、ダム問題など本当に県政の課題は目白押しです。議会は閉会しましたが、当面忙しい日々が続きます。
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10月11日(木)
| 西川代表はじめ民主党・県民ネットワーク関係者と近江八幡市行政との意見交換会 |
今日は近江八幡市役所において民主党の政調活動として冨士谷市長はじめ行政関係者とともに平成20年度の県や国に対する要望事項などについて意見交換させていただきました。 話の中心はやはり医師確保や救命救急医療などの医療を取り巻く課題や農業問題、そして最後は財政問題でした。 東近江医療圏域の核となる市立総合医療センターを運営している近江八幡市としては救命救急センターの運営補助や産科などの医師確保は切実な要望であり、県としても支援体制を確立してほしいとのことでした。医師確保については市独自として医師の待遇改善のための予算付けなどを前向きに検討されていますが、これだけでは十分でありません。県としては医療圏域ごとにこうした課題解決が出来る明確な医療計画を立てて取り組む必要があると思います。 また、県の財政にかかる非常事態宣言は市町に大きな影響を与えていますが、近江八幡市も同様です。県として早急にどの部分を削減する計画なのか明確にしてほしいとのことでした。 確かに今の状態ではどの市町も新年度予算の編成作業が進められません。 9月県議会で市町に対する説明会を開催すると知事が答弁されていますが、早急に指針を示してほしいと思います。 このままでは県の存在自体が危ぶまれ、県庁不要論も噴出してくるでしょう。
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10月10日(水)
| 地域安全活動が展開されています。 |
今日は終日近江八幡にて市役所、商工会議所などをまわり、意見交換をしました。 県議会経済振興対策特別委員会では今年度中小企業振興策に積極的に取り組んでいきますが、中心市街地活性化策も含めて商工会議所職員の皆さんに現場の意見をお聞きしました。 近江八幡でも廃業される方が多く、会員の減少も気になるところです。行政と商工会議所の連携もこれからは一層重要になってくると思いますが、かつて実施していた人事交流も再開して、行政・商工会議所・中小企業家の皆さんが一体となって、この近江八幡という歴史と文化の宝庫、そして何より近江商人発祥の地である精神文化を生かした経済振興策を進めていかねばならないと思います。 今取り組んでいる中小企業振興条例素案ができた段階で現場の皆さんの意見を改めて伺いに参りたいと思います。 夕方からは安土町で開催された「近江八幡地区防犯自治会地域安全活動推進大会」に出席しました。滋賀県警防犯アドバイザーの桑原先生の講演をお聞きし、参加者全員で身の回りの安全安心のため何をすべきか、そして犯罪者が敬遠するようなまちをどのように作っていくのか、勉強しました。
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10月9日(火)
| 事務所近くにある八幡堀明治橋付近の景色 |
今日も八幡堀の緑が美しい。事務所を出て景色を眺めていると朝からつい物思いにふけってしまいました。 今日は午前中、市役所をまわりながら、下水のことや公園のことなど来年度県予算のこともあり、市の担当の方に状況をお聞きしました。市もなかなか厳しい財政状況です。 午後は大津で会派会議が開催され、主にマニフェスト実現に向けた行動計画の打ち合わせなど夕方まで議論伯仲、本当にみなさんよくしゃべります。(これは本当に素晴らしいことです。皆さんの熱い思いが伝わってきます。) 統一地方選において県民の皆さんにお約束した「びわ湖マニフェスト2007・子育て環境日本一宣言」の実現に向けて、民主党・県民ネットワーク16名が一丸となって取り組む決意です。 さて、県の財政構造改革プログラムで今後県の事業がどのようになるのか、市町に対する支援はどの程度削減されるのか、県民の皆さんはじめ、市町や各種団体の皆さんは本当に不安な毎日です。これまで財政構造改革プログラムに3年間取り組んできて、また、これから3年間やりますということなので、いつまで続けるのか、先の展望があるのかと首をかしげてしまいます。 税収は伸びているが、その分地方交付税が減らされて、結局のところ歳入自体は増えないという状況であり、これは国の地方交付税の扱いに問題があるということはわかっていますが、このままでは県民生活の明るい展望は見いだせない。 税金の無駄使いをなくすことや行政の効率化は当然しなければいけないが、福祉医療など県民の生活に直結する事業や文化・教育の振興や男女共同参画社会の実現など滋賀県の将来にかかわる啓発の部分で手を抜いてはいけない。 目の前の厳しい状況は理解できるが、社会のあるべき姿や自分たちの進んでいかねばならない方向を見失ってしまっては政治家の存在感はない。このことを肝に銘じて頑張ります。
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10月8日(月)
| 新町にある旧伴家跡、今は資料館として活用されている |
「体育の日」ながらあいにくの雨。「体育の日」といえば、かつては10月10日で東京オリンピックの開会式を記念して制定された。確率的にも晴れの日が多かったのではないか。 一度このページでも書いたのだが、連休を作るためとはいえ、長年慣れ親しんだ休日が変わってしまうのは何となくさびしい。 市民体育大会も昨日ほとんど終わり、今日は意外にも市内では行事が少ない。 しかし、雨模様ながら八幡堀界隈では観光客の姿は結構多く、にぎやかである。 私の事務所は新町浜の近くにあるので、今日はのんびり秋の八幡堀を眺めながら少し優雅な時間を過ごせた。町並みや八幡堀は最近特に観光客が増えたのだが、これもやはり手付かずの自然、歴史が魅力的なのだろう。(映画村のような作られた景色はない。) 観光のリピーターが多いのは訪問を重ねるごとに何か新しい発見があるからだと思う。まちの皆さんのホスピタリティー(おもてなしの心)も純粋で「ピカイチ」だ。 この貴重な財産をこのままの姿で子や孫に残したいと思う。
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