10月7日(日)
| 近江兄弟社学園で開催された私学フェスティバル |
スポーツの秋にふさわしい好天気になった日曜日。今日は市内各所で学区体育大会が開催され、私も地元の岡山学区をはじめ、いくつかの会場にお邪魔させていただきました。子どもさんからお年寄りまで本当に楽しく競技し、交流を図ることができたことでしょう。 体育大会の花はやはり「リレー」でした。会場の割れんばかりの拍手に選手もいささか緊張気味。全力疾走の姿を見て、日頃の疲れも忘れて楽しいひと時を過ごさせていただきました。皆さんお疲れ様でした。 夕方からは近江兄弟社学園で開催された「私学フェスティバル」に出席させていただきました(上記写真)。昨今、市町、県、国も財政難を理由に私学助成を削減するばかりです。厳しい教育環境の中で、私学がわが国の教育振興のために果たしている役割を認識し、教育の格差が生まれないようにそれぞれの立場でがんばりましょう。 生徒さんや保護者のアピールにあったように、私学に通っているのは裕福な家庭の生徒ばかりではないのです。
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10月6日(土)
| 県消防大会でさっそうと行進する八幡支部の方々 |
さわやかな秋晴れのもと、滋賀県消防大会が東近江市で開催され、来賓として出席させていただいた。いつものように規律正しい行進を見学させていただいたあと、永年勤続表彰などが授与された。地元近江八幡市消防団は栄えある滋賀県消防協会長機関表彰を受賞された。火災対策や水防対策に日頃から献身的にご苦労されている皆様に心から敬意を表しますとともに、これを契機に一層のご活躍をお祈りします。 午後からは、同じく東近江市で「名神名阪連絡道路整備促進期成同盟会」が開催され、出席しました。 国道八号線、名神高速道路、国道一号線、新名神高速道路、名阪国道、国道165号線を滋賀県近江八幡市から三重県へと縦につなぐ連絡道路で、30キロメートルの調査区間が指定されている。財政は大変厳しい状況だが、重要な生活基盤整備であり、経済的な効果も大きく期待できる。関係機関がしっかり連携して早期実現を望みます。
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10月5日(金)
今日から特別委員会が開催され、私は経済振興対策特別委員会に出席した。今年度の大きな審査項目は「中小企業振興対策」である。 直接現場の声を聞くため、滋賀県商工会議所連合会会長である大津商工会議所会頭並びに稲枝商工会会長をお招きして、それぞれの中小企業に対する取組や要望事項などをお聞きした。 近江八幡商工会議所の組織率は県内でも高いほうであるが、会員増強はどこも難しそうだ。中心市街地活性化策や大店舗対策などこれまでにも課題とされていたことに対する解決策が見つからぬまま時間だけが経過している、という感じだ。 特に後継者不足は深刻である。しかし、近江八幡でも会議所の女性会が元気であるように、他市でも同様に女性会が元気に活動されている、というお話だった。青年部の活動がもっと元気になれば、後継者問題も好転するかなー。 残念なことに近江八幡商工会議所だけが青年部が組織化されていないとのことであり、ここは奮起を期待する。近江八幡には長く引き継がれた「進取の気性」があるはずだから・・・
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10月4日(木)
文教警察・企業常任委員会の二日目。今日は教育委員会の審査日です。 四万十川で甲賀市の児童2名が亡くなられ、このことを教訓に安全対策マニュアルが県教委で出来上がり、本日報告されました。 もう失われた幼い命は戻りませんが、二度と同じ悲劇が繰り返されることがないように有効に活用されることを望みます。自然の中の体験は子どもにとって貴重です。しかし、同時に危険がいっぱいということも認識しなければいけません。 周りの大人は最大限の注意を払うと共に、子どもたちにも危険を回避するすべを身につけさせねばなりません。そして、事前の下見がいかに重要か、また、当日の気象条件をしっかり把握することがいかに重要か、思い知らされた事件でした。 犠牲になられたお二人の子どもさんのご冥福を心からお祈りします。
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10月3日(水)
4日間にわたる一般質問が終わり、今日から常任委員会が始まる。私の所属する文教警察・企業常任委員会では警察本部と企業庁の質疑が行われた。 今月に入って企業庁の入札事務で誤りがあった。同日に二つ入札があり,入札札をとり間違えたもので、落札者の変更が行われた。あってはならない初歩的なミスで入札制度の信頼を揺るがすものだ。委員の多くからも再発防止策など対応策について厳しい指摘があった。 厳しい経済情勢の中、企業の皆さんも懸命な努力で企業活動されている時期だ。二度と同じ誤りをせぬよう管理監督者も厳しいチェックをされることを求める。
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10月2日(火)
いよいよ一般質問の最終日。造林公社の1000億円を超える債務の問題を民主党の辻議員が問う。ダム問題と林業についてはプロ中のプロと自負するだけあって、なかなか鋭い質問を展開し、今議会最高の出来であったと思う。 公社は解散、そして伐採収入の算定を迅速にし、債務返済を先送りすることなく、直ちに予算化して返済を始めよというものである。確かに、安易に伐採収入を見込み、10年後から返済に充てるというのは机上の理論で問題の先送りになるかもしれない。 これは滋賀県にとって大きな分岐点である。現知事の責任ではないが、慎重な決断を下さなければならない。
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10月1日(月)
| 山すそに静かにたたずむ「さざなみ浄苑」 |
今日から10月が始まる。衣替えの季節であり、高校生の制服も変わる。 県議会では一般質問の3日目で8人が質問に立った。文化財にかかる質問もあり、ふと思った。近江八幡には多くの文化財があるのだが、将来の文化財ということでご紹介します。 近江八幡では行政の文化化にとりくみ、公共の建築物にもいろいろ工夫を凝らした。遠い将来、その建物の目的が終わっても市民が残しておきたいと思えるような建築物、そして民間の建物をリードするようなものを目指した。その代表選手が木造の八幡公民館であり、また、昨日紹介した市立総合医療センターである。 そして、もうひとつは周囲の景観にマッチしてたたずむ火葬場「さざなみ浄苑」である。 ここには死にどのように向き合うのか、という市民の皆さんの様々な思いが込められており、みんなで作り上げたコンセプトがある。建設当初、死というものを考え、命の大切さを学ばせる目的で小学生に見学させたりもした。市民の皆さんはここで故人の人生を偲び、またその人生に対し敬意を表する。
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