7月24日(水)「参議院通常選挙を終えて。」

7月21日投開票の参議院議員選挙も終わり、民主党にとってはさらに厳しい結果となりました。我々はこれまでの民主党政権下での成果や国民の暮らしを守る政党であることを訴えましたが、国民のみなさんの不信感を取り除くことはできませんでした。自民党の政策が国民のみなさんに受け入れられたとは思いませんが、非自民、反自民の勢力を結集できず、結果として自民党の独走を許したことに違いはありません。おそらく向こう3年間は国政選挙の機会はないと思いますが、地方の政治活動の中で生活者や働くものの視点に立った政策を推進していきたいと思います。

さて、昨日から県議会での活動も再開されました。私は厚生・産業常任委員会の県内調査に参加し、県立工業技術総合センター、公立甲賀病院、福祉用具プラザなどで調査活動を行いました。県立工業技術総合センターは県内中小企業の技術開発部の役割を果たしており、高価な検査機器を自由に使えるようになっています。企業との共同研究でも大きな成果を上げています。センターの人材確保など課題あありますが、中小企業の活性化に向けてその活躍が大きく期待されます。

公立甲賀病院は今年4月開院されたばかりで今後甲賀医療圏域の中核病院として住民のみなさんの期待も大きい病院です。視察では管理者である谷畑市長がお忙しい中、出席いただきご説明をいただきました。

福祉用具相談プラザでは障害をお持ちのみなさんが車いすや義肢などの用具を使いやすいように、おひとりおひとりに合うように改造などされています。600点を超える用具も展示されており、相談活動も行っています。ぜひ一度ご覧いただきたいと思います。

福祉用具相談プラザには車いすなど多くの用具が展示されています。

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7月12日(金)「猛暑の中の選挙戦。」

参議院議員選挙もいよいよ折り返し点にきました。今日はとくなが久志候補が近江八幡市を中心に街頭宣伝を行い、私も猛暑の中、市内を駆け巡りました。夜には個人演説会が市内で開催され、江田五月前参議院議長や近隣の首長さん、林久美子参議院議員から激励の言葉をいただきました。また、ネット中継で細野豪志幹事長からも激励のメッセージをいただきました。また、ネット解禁で個人演説会が日本や世界にむけても発信できることになり、大きく選挙の様相が変わりました。もちろん候補者にとっては有権者が直接会場にお越しいただき、政策や決意を聞いていただくことが本意でありますが、何らかの事情で会場にお越しいただけない方に自分の政策や思いを聞いていただけるのであれば、ありがたいツールです。

選挙情勢はまだまだ厳しいと思いますが、有権者の関心がいまひとつ高まらない中で、自公政権が参議院で過半数を占めればやりたい放題の政治が少なくとも3年間は続くことになります。野党になった民主党ですが、今一度国民のみなさんの支持を取り戻し、やり残した仕事に再度チャレンジしたいと思います。

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7月6日(土)「海江田万里民主党代表が近江八幡へ。」

選挙戦も今日で三日目となりました。今日は近江八幡駅南で行った「とくなが久志」街頭演説に海江田万里民主党代表が近江八幡に来られ、「とくなが久志ガンバレ」との熱いコールをいただきました。海江田代表はこれに先立ち大津で嘉田知事と会談し、とくなが久志への支援をお願いするとともに、嘉田知事から県議時代からとくなが久志候補が取り組んできた子育て支援策などに高い評価をいただいたことを紹介されました。原発政策や憲法改正問題など、嘉田知事とは政策も近く、今後ともしっかり連携していけるものと確信しております。

さて、今日の各新聞報道を見ると自・公の優勢、民主の劣勢が報じられていますが、国民のみなさんの暮らしを守れるのは民主党です。マスコミが作り上げたアベノミクスに国民のみなさんの関心が向いていますが、この先に見えるものは物価だけが上がり、賃金や年金給付が増えない厳しい生活です。今の状況はかつて私がこのブログで紹介した小泉政権下での米原万里さんの著書の一節のようです。あらためて紹介します。

『さて、次のくだりは米原万里さんの著書「発明マニア」(文春文庫)からの抜粋です。「タイの象使いは、象が言うことを聞かないと、耳の付け根に斧を打ち込む。象はあまりの痛さにたちどころに聞き分け良くなるという。そして、足元に落ちた斧をわざわざ長い鼻で拾って、象使いに差し出すらしい。もっと打ってとでも言うように。」

日本の大企業は空前の収益をあげているというのに、さらなるリストラを奨励し、中小企業や地方経済の不景気を促進し、福祉予算を切り捨て、健康保険制度、年金制度を改悪するどころか、その財政基盤を破壊する。これほどまでに露骨な弱肉強食政策を果敢に推し進める小泉内閣に喜んで投票する国民というのは、痛々しくて、何だかタイの象を彷彿させる。』

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7月4日(木)「とくなが久志参議院選挙出発式。」

とくなが久志候補の出発式でがんばろう三唱をしました。

今日、参議院議員通常選挙が公示されました。とくなが久志候補は地元近江八幡市で出発式を行い、第一声をあげました。私は出発式でがんばろう三唱をさせていただきました。

およそ6年前に私はとくなが久志さんの後を受けて県議となり、とくながさんは当時の現職の自民党候補を破り、参議院議員となられました。以来、それぞれが国政と県政の場で互いに協力しながら、滋賀の発展と住民福祉の充実のため、がんばってまいりました。特に、とくなが氏が外務大臣政務官の時代にニュージーランド地震の対策本部長としてめざましい活躍をされたのは皆さまのご記憶にも新しいところだと思います。

今回の参議院選挙では、昨年の解散総選挙と同様に非常に厳しい民主党への逆風が吹いていますが、これまでのとくなが氏の政治家としての実績は高く評価されており、また、この近江八幡市で育って培われた愛郷心は誰にも負けません。私たちも、しっかり応援して、とくなが久志さんを再度参議院へ送り出すため全力を尽くしてまいります。

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6月30日(日)「関西広域連合議会。」

昨日は大阪で関西広域連合議会が開催され、出席しました。今年度から滋賀県代表の3名の内の1人として参加しています。本会議では北陸新幹線の取り組みや次期広域計画の策定について一般質問をさせていただきました。奇しくも昨日は私の誕生日であり、記憶に残る質問となりました。

北陸新幹線の敦賀以西のルートについては、現在、小浜、湖西、米原の3ルートガ候補として挙げられていますが、関西広域連合では4月25日に費用対効果など総合的に判断して「米原ルート案」が最も優位であると提案しています。しかし、滋賀県にとっては二つの大きな課題があります。一つは属地主義と言われる膨大な地元負担、そして、もう一つは並行在来線がJRの経営から分離され、地元の負担が増えるのではないかということです。この新幹線整備により、京都や大阪などが大きな経済波及効果を得ることは明確であり、関西全体で解決を図るということが確認されています。このことが将来厳守できるのか、ということを確認しました。

井戸連合長(兵庫県知事)からは国に対する要望も含めて基本姿勢を守っていくという趣旨の答弁をいただきましたが、今後とも滋賀県としてしっかり検討していかねばならない課題となります。

13名の質問が粛々として続きましたが、最後の議員が質問の中で橋下徹大阪市長の従軍慰安婦発言等の批判をしたため、橋下市長が議長に反論させるように求める、などの一幕がありました。

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6月28日(金)「6月定例県議会閉会。」

県議会最終日に会派を代表して討論をしました。

今日は県議会6月定例会の閉会日。知事提案の議案はすべて可決され、国などに提案される意見書案については民主党などが提出したものはすべて否決され、自民党が中心となって提出されたものは可決されました。

私は会派を代表して、4件の意見書に対してそれぞれ賛成、反対の討論をしました。賛成討論したものは国に対して地方交付税の適切な交付を求める意見書や自殺対策の充実を求める意見書です。政府自民党は今年度、地方交付税を減額して地方公務員の給与減額を強制しました。これはまさに地域主権や地方分権に逆行するもので、首長のなど地方六団体も強く反対しています。このようなことが来年度予算で行われないように強く求めたものですが、自民党は討論することもなく反対しました。また、自殺対策についてはこれまでNPO団体などの努力により年間の自殺者数が三万人を切ったものの、いまだ憂慮すべき状況にあります。しかし、今年度は厚労省の自殺対策予算が減額されたため、更なる自殺対策の充実を求めましたが、同じく自民党は反対しました。

また、自民党が推し進めているインターネットによる一般医薬品販売の原則解禁についても、消費者の安全性を損なうものとして強く反対しました。こうした自民党の規制緩和措置の背景には大企業などの利益優先の考えがあり、個人薬局をはじめ自営業者の経済活動に悪影響を与えるものです。間近にせまる参議院選挙ではこういった点についても強く訴えていきたいと思います。

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6月23日(月)「心機一転。」

この週末は関西広域連合の全員協議会、徳永久志参議院議員の集会、民主党の役員会など忙しく活動していました。そして、週末の最後には都議選での民主党の惨敗の報道を見て、大きく心が折れそうになってしまいました。投票率が低いうえに、民主党が非自民、あるいは反自民の受け皿になれなかったということでしょうが、子育て支援や社会保障政策など進めてきた国民の一人ひとりに政治の光を当てる政策に間違いはなかったはずです。

今日から県議会では委員会審査が始まりますが、心機一転、県民のみなさんのための議論をしっかり行い、あわせて県議会終了後に始まる参議院選挙にも万全の体制で備えていきます。

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6月18日(火)「がん対策推進議員連盟総会。」

今日は一般質問三日目。私たちの会派からは成田政隆議員が質問に立ち、県立図書館の運営などについて鋭く質問しました。

本会議終了後、がん対策推進議員連盟総会が開催され、私も出席しました。本年度はがん対策推進条例の議員提案やがんフォーラムの開催などが大きな事業となります。昨年、彦根市で開催した「がんフォーラム」には多くの県民の皆さんが参加いただき、成人病センターのスタッフなどから貴重なお話をお聞きすることができました。

いまや二人に一人はがんにかかるといわれています。しかし、早期発見すれば、ガン治療も進んでいることから恐れる病気ではなくなりつつあります。要は、検診を充実して早期発見することが肝心なわけです。しかしながら、がん検診の受診率はまだまだ十分とは言えません。当面はこの対策を進めることが大きな課題です。我々県議会もこうした対策が充実できる仕組みをしっかり作っていきたいと考えています。

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6月14日(金)「ツッカーハウス。」

保存・再生活動が始まったツッカーハウス。

今日から一般質問が始まり、わが会派からは九里議員と江畑議員が登壇し、生活保護基準の切り下げや中小企業の振興などについて質問しました。

さて、この写真はヴォーリズ記念病院の敷地内にあるツッカーハウスです。1915年にメアリー・ツッカー女史の支援をえてウイリアム・メレル・ヴォーリズ氏が結核のための療養院として建設したものですが、療養院としての役割は終えた今もヴォーリズ精神を象徴するように静かなたたずまいを見せています。この貴重な建物を将来に向けて保存・再生するため「ヴォーリズ遺産を守る市民の会」が活動を続けています。現在、市民の会では賛助会員を募っておられます。どうか、意のある方は活動にご協力をお願いします。

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6月12日(水)「ムシャリンドウ。」

武佐町まちづくり委員会の主催による「ムシャリンドウ展」です。

昨日は県議会代表質問が行われ、私の会派からは大橋議員が登壇し、知事の憲法改正に対する考えなどについて質問しました。目前に参議院選挙を控えているためか、自民党議員からはヤジも飛びましたが、大橋議員にとっては初めての代表質問ということで気合十分でした。

さて、今日は市内各所をまわっておりましたが、市内の武佐町で行われていた「ムシャリンドウ展」にお邪魔して写真を撮らせていただきました。ムシャリンドウは花の姿がリンドウに似ていることと武佐町で発見されたことから名づけられたそうです。地元のまちづくり委員会の皆さんがしっかり手入れをされていました。郷土を愛する情熱に接しさせていただき、大きな元気をもらいました。

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6月4日(火)「滋賀県再生可能エネルギー振興戦略プラン。」

計画では再生可能エネルギーを2030年に19.3倍にします。

「滋賀県再生可能エネルギー振興戦略プラン」が策定され、今年から5年間の計画期間において六つの戦略プロジェクトが実施されます。個人住宅用太陽光発電システムの導入促進、天然ガスコージェネレーションなどの導入、農業水利施設を利用した小水力発電など、多方面における挑戦ですが、2030年代に原発ゼロを目指すならば、家庭、事業所など地域をあげて積極的な取り組みをしなければなりません。

今年、私が委員長を務めさせていただく防災・エネルギー対策特別委員会の重要テーマでもありますが、この計画の啓発、進行管理などしっかり議論していきたいと思っています。この計画の長期ビジョンとしては地産地消型、自立分散型のエネルギー社会の創造が掲げられており、具体的な数値目標としては2030年に再生可能エネルギー導入目標量が2010年比で19.3倍となっています。これでも大規模電源に頼らざるを得ませんが、3・11の教訓を決して忘れることなく、将来世代のためにしっかりこの分野での振興を目指さなければなりません。

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5月29日(水)「日野川改修。」

日野川改修期成同盟会総会が竜王町で開催され、出席しました。日野川改修は広域河川改修事業の採択を受け、下流から7キロ余りを約30年間で300億円の予算をかけて実施しようとするもので、現在、仁保橋の架け替えが終わるなど計画の約半分が完了しています。

日野川と言えば昭和34年の伊勢湾台風で堤防が決壊し、大変大きな被害が出ています。改修が進んでいる現在でも台風などのシーズンには避難判断水位に達するなど油断できない状況です。過去には何度か住民に対して避難命令も出ています。最近では改修予算が年間10億円を確保できない年もあり、改修の遅れを懸念する声も上がっています。もし仮に日野川で堤防が決壊すれば、沿岸の住宅密集地などでは生命・財産に大きな被害が出るのは確実です。住民の皆さんが安心して暮らせるように一刻も早く改修か進められるように我々県議会としても最大限の努力をして参ります。

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5月27日(月)「育児休業3年と女性手帳。」

5月26日に細野幹事長・徳永参議院議員との女性集会が開催されました。

今日は6月定例県議会に向けて知事との懇談を行い、また、提案予定の議案の説明も受けました。知事との懇談では地方交付税などを削減することにより地方公務員の給与削減を国が一方的に強制していること、この夏の電力需給問題、道州制、安倍政権への評価などについて意見交換をしました。

この中で安倍政権が女性活躍促進策として打ち出そうとしている「育児休業3年」や「女性手帳」について知事に意見を求めましたが、論評するにも至らない施策であると否定的な考えを示されました。この問題については民主党が5月26日に開催した細野幹事長・徳永久志参議院議員との女性集会でも、子育ての負担を女性だけに求めようとしていることや女性のキャリアアップにマイナスになるなど、厳しい意見が出されたようです。この問題の背景には不安定雇用と将来への不安があることや第一子の妊娠・出産時に6割の女性が退職を余儀なくされていること、また、少子化は女性の意識や自覚の問題ではないことなどをしっかり認識する必要があります。今やるべきことは男女が協力して子育てしながら、ともに仕事を続けられる環境を整えることや医療、保育、教育などの分野において社会全体で子育てを支援できる仕組みを作り上げることであると思います。

「3年間抱っこし放題」などというキャッチフレーズに惑わされてはいけません。

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5月24日(金)「期待の新品種。みずかがみ」

県農業技術振興センターが開発した近江米新品種「みずかがみ」

今日は東近江地域の土木、環境、農林水産などの主要事業について説明会があり、出席しました。その中から県農業技術振興センターが開発した近江米新品種「みずかがみ」を紹介します。

「みずかがみ」はコシヒカリと同じく極良食味。コシヒカリやキヌヒカリと同程度の収量があり、玄米品質は高温登熟性に優れ、コシヒカリやキヌヒカリより優ります。気温が高い時でも白濁は少なく、高い等級が期待できます。「みずかがみ」を環境こだわり米として育て、滋賀の大きな農業ブランドとなることを期待したいと思います。

 

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5月22日(水)「国道477号整備促進期成同盟会総会。」

今日は近江八幡、野洲、守山、大津の4市で構成される国道477号整備促進期成同盟会総会が野洲市で開催され、来賓として出席しました。国道477号は三重県四日市市を起点にして、滋賀県から京都府を経由し、大阪府池田市に至る道路で近畿の広域幹線道路です。しかしながら、慢性的に交通渋滞が発生している区間があり、また自転車歩行者道が整備されていない区間も多くあります。

こうした個所の道路改修を目的に同盟会が結成されていますが、昨年度は国の道路補助金が大幅に削減され、事業の遅れが生じました。参加された首長からは県や国に必要な予算の確保について強い要望が出されるとともに、関連して、今年12月に無料化が予定されている近江大橋や数年後に無料化される琵琶湖大橋に関して無料化によりさらなる交通渋滞が発生するのではないかという懸念も示されました。

二つの大橋には多額の維持補修費が必要であり、将来的には架け替えの費用も生じてきます。しかしながら、現行法では建設費の償還が終われば無料化されることになっています。維持補修費分だけでも有料にできれば県の道路予算への影響は少なくなります。今後、法改正へ向けた働きかけを含めてその対応策が急がれます。

今年12月に無料化が予定されている近江大橋。

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5月20日(月)「連合議員団ネットワーク会議。」

今日は午前中、市の春季戦没者慰霊祭に参列して玉串を捧げた後、県庁へ移動。政調会に出席して、その後は守山市へ移動、連合議員団ネットワーク会議に出席する。会議では三日月衆議院議員が講演される。

要点は次の3点。

1.強者のための経済対策で良いのか。2.権力者による権力者のための憲法改正は断じて許さない。3.原発やエネルギー問題に関して従来の姿勢のままで良いのか。(3・11の経験から社会の在り方を見直すのではなかったのか。)

過去の反省もしない、従来のやり方の延長で政治を進める安倍政権の支持率がいまも7割を超えているのが不思議でなりません。

連合滋賀議員団「ネットワーク会議」で熱弁をふるう三日月大造衆議院議員。

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5月19日(日)「岡田克也前副総理と意見交換会。」

今日は近江八幡市のとくなが久志参議院議員の事務所に岡田克也前副総理がお見えになり、意見交換会が開催されました。冒頭、岡田克也氏からは民主党がこれから目指す日本の姿やその実現に向けた決意などが述べられ、とくなが久志議員からはこれまで県議会議員や参議院議員として培ってきた経験を生かしてもう一度活躍の場を与えていただきたいとの熱い思いを披露されました。そのあと参加者を交えて、憲法改正問題、経済政策、農業問題、国や地方の財政問題など多岐にわたって意見交換がされました。

憲法改正問題については自民党や維新の会が憲法96条を改正して、そのハードルを低くしようとしていることに対して、参加者からも強い反対の意志が示されました。国民の皆さんとともに本質の議論をしないままに、手続きだけを改正しようとする動きに対しては断固として反対しなければなりません。そのためにも改憲勢力とは徹底的に戦わなければならないとあらためて決意しました。

岡田克也前副総理とともに、とくなが久志参議院議員と県民の皆さんとの意見交換会が開催されました

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5月18日(土)「災害時の要援護者支援。」

今日は地元学区内の老人クラブ総会にご招待いただき、挨拶をさせていただきました。老人クラブはおおむね65歳からの入会となるようですが、定年延長などによりいまだ現役の方もたくさんおられるようです。老人クラブの活動の目的は健康維持、生きがい対策、地域での交流や奉仕など様々あると思いますが、その活動は重要です。特に、多くの知識や経験をお持ちの方が多い中で、地域事情にも精通されていることから、今大変大きな行政課題となっている災害時の要援護者救助や支援活動に大きくご貢献いただけるのではないかと期待しています。

災害時の要援護者の名簿作成や実態把握の必要性が言われながら、先般、地域によっては個人情報保護の関係で整備が進んでいないと報道されていました。こうした状況の中で日ごろから友愛活動で地域事情に精通されている老人クラブの存在は自治会組織と併せて地域防災上大きな役割を果たしていただけるものと思います。

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5月14日(火)「関西広域連合。」

4月の臨時会で関西広域連合議会議員に選出され、11日に開催された初めての総務常任委員会に出席しました。主な議題は今年一年間で検討される次期広域計画策定にかかる論点骨子案についてでした。関西広域連合で取り組んでいる広域災害対策など7項目に加えて新たな事務の検討、広域連合のガバナンス、基本方向、将来像など平成26年度から3年間の計画を策定しようというものです。具体的な議論はこれからですが、予測される大地震への広域対応や関西全体のイメージアップなど、課題解決に向けて積極的な議論をしていきたいと思います。総務常任委員会後には3月に委員会内に設置された「広域行政システムのあり方検討部会」が開かれ、国出先機関対策などについて理事者側からの説明を受けました。今後、広域連合の重要課題である国の出先機関の権限移譲や道州制について活発な議論や研究がおこなわれることと思います。国の道州制基本法案などの推移を見ながら、県民の皆さんに議論の中身がしっかり見えるように努めていきたいと思います。

さて、11日から12日にかけて大津市や近江八幡市でとくなが久志参議院議員の政治活動や後援会活動などの拠点となる事務所開きが行われました。休日にもかかわらず多くの皆さんがご参加をいただきました。

とくなが久志さんは県議会議員として8年間、参議院議員として6年間、地元滋賀県や日本の国の発展のため活躍されてこられました。この間、外務大臣政務官として世界各国をまわり日本外交の中枢で活躍されてこられたのは皆さまもご承知の通りです。この夏の参議院議員選挙において再度勝利を得られるように参加者全員で全力を尽くしていくことを誓いました。

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5月9日(木)「地方議員フォーラム。」

東京で開催された民主党の「地方自治体議員フォーラム」に参加し、北海道大学大学院法学研究科の教授である山口二郎先生の講演などをお聞きしました。

演題は「民主政治の危機をどう凌ぐか。-政治を諦めないための処方箋ー」である。昨年の解散総選挙では非自民勢力が分かれて自民党に得票の比率以上の議席を与えることになり、実体のないアベノミクスの効果で内閣支持率も7割を超える状況にあります。自動車産業や証券会社等大企業を中心に景況感は高まっていますが、過大な円安効果で原材料を輸入している中小企業の皆さんは大変ご苦労いただいておりますし、低所得者や年金生活者の方々には厳しい生活がやってくるのは明白です。

民主党の現在の支持率は大変厳しい状況にありますが、生活者や働く人のための政治を取り戻すため、臥薪嘗胆の気持ちで頑張りぬく決意を新たにさせていただきました。

地方自治体議員フォーラムで講演する山口教授。

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