9月定例会を間近に控えて民主党・県民ネットワークと知事との懇談会が開催されました。この夏の電力需給の検証、原発の安全性や再生可能エネルギーへの転換、いじめ問題への対応、大津市で発生した大規模な土砂災害への対応や流域治水のための地先の安全度マップの公表、関西広域連合の役割と国の権限移譲など現在の課題は山積みです。加えて国会のねじれの状況の中で特例公債法案が可決されず、地方交付税の配分が遅れて滋賀県財政にも約180億円の影響が出てくるという話もあります。
いじめの問題にかかわって教育委員会の在り方や首町部局との連携についても課題が浮かび上がってきました。教育委員会の在り方や教職員の人事権の市町への権限移譲の話も議論の対象となっています。
いずれにせよ、今日本の国中に漂っている政治への不信や閉塞感を打破して、政治への信頼を取り戻し、国や自治体の課題解決のために全力を尽くすことが我々の使命です。今、各党の党首選の話題がマスコミを賑わしていますが、誰を選挙の顔にすれば勝てるかという次元でなく、誰が今の国のリーダーにふさわしいか、その政策の是非とリーダーシップで決めてほしいと思います。もちろん与野党を問わずの話です。
知事懇のあとは連合滋賀の制度政策提案の討論集会に参加、そのあとは政調会を開き、代表質問の骨子など当面の課題を検討しました。