今日は竜王町で開催された自動車問題政策研究会主催の「政策フォーラム」に出席し、県政報告をさせていただいた。また、徳永久志参議院議員からは社会保障と税の一体改革について報告があった。
県政の重要課題は大飯原発再稼動問題、節電対策、再生可能エネルギーの推進、高校再編問題、そして、今大きく報道されているいじめ問題などがある。いじめ問題については昨年9月議会では江畑議員が、また11月定例会では山田実議員がそれぞれ教育長のいじめ防止に対する所見を聞いている。県では18年に策定し、今年1月に改定した「ストップいじめアクションプラン」があるが、子ども、現場教師、保護者などがしっかり連携して行動しなければプランがあってもいじめの早期発見や対応ができるはずもない。今回は10月に一人の中学生が命を絶ったという厳しい現実があった。いじめと自殺との因果関係の有無を論じる前に、真摯な態度で事実を確認し、再発防止策を考えるべきであった。そうでなければ若くして将来を失った子どもが救われない。責任の所在を明確にして、いじめを撲滅するための第一歩を早く踏みださないといけない。
午後からは大津へ移動し、連合議員団の総会並びに研修会に参加しました。北海道大学の山口二郎教授からは「政権交代とは何だったのか」というテーマでご講演をいただいた。民主党分裂という最悪の愚行が行われたが、いつまでも悔いていても仕方がない。今一度原点に帰り、政策軸の立て直しをしなければならない時である。