今日は東京で開催された民主党地方議員フォーラムに参加。前原政調会長のマニフェストの検証、東日本大震災など災害時に議員として何ができるか、などをテーマにパネルディスカッションをし、また野田総理からも激励の言葉をいただきました。
岩手、宮城、福島の地元議員からは震災時の生々しい報告を受け、災害時にいかに冷静に行動できるか、具体的に多くの示唆を受けました。公助、共助、自助という言葉がありますが、災害時に住民の命を守れるのは地域の自治組織であることを改めて実感しました。まさに、自助、共助を行う地域防災組織が日ごろの訓練をしっかりしているか、否かが生命線であるということです。今、あらゆる観点から防災の見直しが行われていますが、地域の絆、そして日ごろの訓練がいかに大切か、このことを防災計画にしっかり明記することが必要です。
もう一点、重要なこととしてNPOなどの活動です。行政に対しては当然公平公正な支援を求められますが、そのことがかえって災害時にはマイナスとなることがあるそうです。すべてに支援ができないので支援自体が制約を受ける、そういう実態が東日本大震災でもあったようです。反面、民間組織は自由に行動できる、つまり公平性を考えずとも目の前に支援を求める人があれば、直ちに支援するということに対して非難されることはない。一部だけに支援をしても民間なら許されるが、行政としては許されない。こんな実態を報告から学びました。