今日は村雲御所瑞龍寺で執り行われた近江八幡の開帳の祖である豊臣秀次公の法要に参列しました。郷土史会の主催による法要であり、また秀次公を顕彰する会でもあります。秀次公没後417年になりますが、この間、その目指したまちづくりあるいは都市計画は脈々と受け継がれ、今の近江八幡市を形作っています。秀次公は関白職まで上り詰めながら、最後は豊臣秀吉にうとまれ若くして非業の死を遂げましたが、名君であったといわれています。今日も多くの市民の皆さんが法要に参列され、そのご功績を讃えました。歴史に学ぶまちづくりは重要なテーマであり、その結果として近江八幡市の観光客は300万人を超えるまでになっています。今日も猛暑の中、多くの観光客の皆さんが近江八幡市を訪れておられます。
午後は近江兄弟社高校で開催された私学助成を進める会の近畿ブロック大会に出席し、県議会民主党・県民ネットワークを代表して激励のあいさつをさせていただきました。2010年に高校授業料無償化が実施され、それに伴い私学の就学支援金制度が始まり、私学助成制度も改善されてきました。しかしながら、滋賀県でも5人に一人の高校生の公教育を担いながら、保護者の負担金は大きく不公平な状況が続いています。公立高校の生徒一人にかけている県費の額と比較してもその差は歴然としています。24年度予算で若干の改善は行われましたが、今後もその向上のために我々も支援していきたいと思っています。