今日は一般質問の初日です。2番目に登壇し、「沖島振興と離島振興法について」と「食の安全・安心について」質問しました。
沖島は人口減少が続き、高齢化率も40パーセントを超えるなど、若者の離島が続き、基幹産業である漁業の将来にも大きな不安を抱えています。こうした課題を乗り越えていくためには新しい港の整備や漁業振興に加えて、観光振興などにも力を注がねばなりません。こうした離島の振興のために10年の時限法の離島振興法がありますが、内水面である琵琶湖の沖島がその対象になるのか、これまで明確ではありませんでした。しかし、今回の法改正では滋賀県選出の国会議員の尽力で内水面も明確に法の対象になりました。その結果、この機会を逃さず離島振興法の適用を受ければ、大型船の寄港ができる港の整備や介護をはじめとするソフト事業の展開も可能となりました。質問の中で県当局に対し、今回の改正を機に、地元、近江八幡市、滋賀県が一体となって振興計画を作るよう要請しました。今後の進展を注意深く見守っていきたいと思います。