5月21日(月)「連合議員団ネットワーク会議」

今日は守山市で「連合議員団ネットワーク会議」が開催され、出席しました。会議では徳永久志参議院議員が社会保障と税の一体改革や今夏の電力問題など直面する課題について講演され、また、「連合が考える社会保障と税の一体改革」について来県された連合本部の担当局長などから説明された。

大飯原発再稼動問題とあわせて今夏の電力問題は滋賀県にとっても大きな喫緊の課題である。19日の関西広域連合でも15パーセントの節電要請を受け入れる方向となったが、大幅な電力不足が懸念される中で県民生活や経済活動にどのような影響が出るのか、不測の事態に対応する準備ができているのか、県の危機管理も大きく問われる今年の「暑い夏」である。

政府も間もなく大飯原発再稼動の最終判断を下されると思うが、暫定的とはいえ国民のみなさんや近隣自治体の理解を得られる安全性確保が示すことができるかが焦点である。徳永参議院議員の話のなかに「原発依存度を下げて再生可能エネルギー等の他の電源構成を高める」という中長期の考えと今夏の電力不足にいかに対応すべきかを分けて考える必要性がある、というくだりがあったが、この二つの課題をクリアするバランスが重要であるのは言うまでもない。そこに政府も自治体も大きな苦悩を抱えているわけである。夏のピーク時だけの限定再稼動ということも選択肢の一つであるかもしれない。いずれにせよ時間はもう限られている。国民や県民に対して責任ある決断を国も県もしなければならない。

社会保障と税の一体改革や今夏の電力問題など重要課題について講演する徳永久志参議院議員。

カテゴリー: 近況報告   パーマリンク

コメントは受け付けていません。