「小沢元代表無罪判決」が今日のトップニュースとなりました。この判決で政局は大きく変わっていくのではないか、というのが大勢です。実際、9月の民主党代表選に小沢氏が出馬か、という話も報道されています。
消費税増税などの税と社会保障の一体改革、大飯原発再稼動問題、TPP問題など当面する政治課題解決のため党内でも多くの議論がなされていますが、今日の判決により新たな党内対立が生まれるのではないかという懸念もあります。
小沢氏が強制起訴された今回の事件は元秘書が逮捕されるなど、国民の皆さんから小沢氏が道義的な責任を問われるのはやむを得ないとしても事件全体としては政局がらみの表に出ない背景があったのではないか、という疑念が残っています。指定弁護士が上訴するのかどうか不透明ですが、法律の専門家の意見としては上訴の可能性は低いとみる意見が多いようです。いずれにせよ、消費税採決や今後の国政の流れが大きく変わるのは確かです。そうした流れをしっかり見つめながらも、私たちは多くの直面する県政課題解決に向けてひたすら邁進していく覚悟です。