2月8日(水)「政策・土木交通常任委員会。」

今日は午前中政策・土木常任委員会に出席、高齢者の住宅確保のための計画案や交通事故の状況、北川ダム建設の当面中止にかかる報告などを受ける。その後は政調会として当局からの聞き取り作業をして、夕方には近江八幡市に戻り、市役所で数か所から事業の進捗などについて聞き取りをして一日の活動を終える。

さて、今日の委員会では高齢者のための住宅確保について多くの議論があった。特に、私は単身で年金所得だけの高齢者の住宅確保について対策を講じるように申し上げた。一人暮らしであれば電気ガス水道などの経費負担はかなり重く家計にのしかかる。そこに高額の家賃負担が重なればもう暮らしようがなくなる。持ち家でも固定資産税の負担などによって同じように厳しい状況がある。今、あまり活用されていないが「リバースモーゲージ」という制度がある。これは不動産を担保に家屋の改築費や生計費を借り受け、返済は本人が死亡後、その不動産を処分して支払うというものである。高齢者がなくなってから今まで姿も見せなかった相続人が表れて残した財産だけを持っていくぐらいなら、高齢者が生きている間に有効に活用したほうがずっといいと思うのは私だけでないだろう。高齢者にしてみれば不動産を担保にした借金を生活費に充てるというのは抵抗があるかもしれないが、制度としてきちんと啓発することは必要ではないかと思う。

カテゴリー: 近況報告   パーマリンク

コメントは受け付けていません。