1月17日(火)「郷土史研究のすすめ。」

今日は郷土史会のみなさんの新年会に参加させていただきました。地元の地名の由来など本当によくご存じで、今年は市内の寺院の歴史を本にまとめられる計画があるそうです。郷土の歴史を学ぶことにより、当然郷土愛が醸成され、また生活の有り様や生き方といったことも多く学べるのではないかと思います。私も時間があれば祭りの歴史と地域防災力について勉強してみたいと思っています。古来から祭りと地域の防災は深いかかわりがあるとお聞きしたことがあります。祭りによって受け継がれてきた伝統、そして祭りをしっかり運営できる地域では有事の際の防災力が強いということはよくわかります。祭りを運営する中では一人ひとりの役割分担がはっきりしています。そして目的達成に向けて全員がマニュアルどおりに着実に行動する訓練がなければ祭りは成功しないと考えれば、このシステムがそのまま地域防災に活かせるのは当然でしょう。こうしたことから地域防災力を高める大きなヒントが得られると思います。時間をかけて勉強してみます。

今日はこのあと市役所などを回り、河川改修や地域福祉の課題について職員さんと意見交換してきました。

また、市内で開催されている「おやじ連」のみなさんの活動を紹介するパネル展を拝見してきました。「おやじ連」とは退職者の男性の料理教室を通して生まれたグループで、まちづくりや景観保全などの活動を継続的に行っておられます。それぞれが長年培ってきた知識や技術を駆使されて、大変大きなボランティア活動を展開されています。まさに「新しい公共」の担い手であり、今後もそのご活躍に大いに期待したいと思います。

「おやじ連」のみなさんの活動を紹介するパネル展。

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