今日は政調会で県立三雲養護学校を訪問し、学校施設の状況などについて現地視察をした。昭和54年に建設された学校で生徒数の増加に伴い、増改築を繰り返している。今は裏山を切り開いて運動場ができているが、かつては運動場もなかった。アクセス道路は狭く、拡幅を要望されているが、地権者が多く進んでいない。7台のスクールバスで児童生徒は通学しているが、距離的に遠い子どもは学校まで一時間半かかることもある。甲賀市と湖南市をカバーするのであれば、現在地より水口町付近が適地なのだろう。
今回の予算の概算要求では施設整備費が十分でないと判断し、今回の現地訪問調査となった。財源の問題もあるが、計画的に改修や補修が行える予算を要望することとする。
入学希望者の増により野洲養護学校も教室の増築をしているが、今後もこうしたニーズにこたえられる施設整備が必要になる。現場の職員さんは工夫しながら現状に対応されているが、基本的には教育委員会としても現状をしっかり把握しながら、教育環境の整備も含め、しっかりとした整備計画を立てることが必要である。予算編成までに働きかけを継続する。