12月25日(日)「沖島21世紀夢プラン。」

日本の淡水湖の島で唯一人の住む沖島。人口400人に満たない島ですが、元気な高齢者が多いことでも有名です。今日は沖島自治会のみなさんと懇談をさせていただき、これからの琵琶湖での漁業の課題、島の発展やまちづくりについてご意見をお聞きしました。

沖島には「21世紀夢プラン」という住民の皆さんが中心となってつくられた町づくりの計画があります。これに基づき通称ケンケン山の山道が整備されたりしていますが、主力産業である漁業の振興や少子高齢化などへの対応、港湾整備など課題が多いのも事実です。

私が県議会議員となる直前には当時の民主党の代表である小沢一郎氏が沖島を訪問され、離島振興法の適用などについて住民の皆さんと懇談されたのを覚えています。離島振興法の適用については市や県の見解の違いに加えて、政治的な駆け引きもあっていまだ進んでいませんが、学習船「うみのこ」などの大きな船舶が立ち寄ることができる港湾整備のためにはぜひとも必要な政策課題です。私の立場としても道が開けるように努力していこうと思っております。

漁業については本モロコやフナずしをつくる二ゴロブナの漁獲が減ってご苦労されていますが、外来魚でつくった「よそものコロッケ」の販売など、6次産業化に向けた努力をされています。今後も本年3月策定された「しがの農業・水産業新戦略プラン」の目標値を確実に達成しながら、沖島の漁業振興を図っていきたいと思っています。

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