10月31日(月)「今日から団体の政調活動です。」

今日から三日間にわたって各種団体から要望や提案をお聞きする政調活動が始まりました。ご提案いただいた内容は可能な限り来年度の県や国の予算に反映するとともに、今後の政策に活かしていきたいと考えています。

市町の首長さんや担当者からの要望・提案はすでにお聞きしていますので、今日から行う団体政調活動と明日から大津市を皮切りに始める県民の皆さんとの意見交換会を経て平成24年度の予算編成に向けて活動してまいります。

今日のお話の中から看護協会のご提案をご紹介します。ご承知の通り、看護師のみなさんは大変厳しい勤務条件の中で地域医療のためにご活躍をいただいておりますが、やはり子育てや介護という場面で離職を余儀なくされます。こうした離職が多くある中で新規就職者や再就職者で何とか増員はされていますが、日本の国に必要な200万人の看護師確保にはまだまだ遠い道のりとなっています。また、看護師さんが訪問看護ステーションなど在宅医療に従事する割合も増えているため、3交代勤務の職場の人員不足は深刻です。

そうした中で離職した看護師の無料就職相談などを協会が担っていただいておりますが、やはり保育所や学童保育所の整備などが喫緊の課題です。医療職の確保は県や国の責務です。現場の声をしっかり聞いて実効性のある看護師確保策を早急に打ち立てねばなりません。

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