10月19日および20日に県議会行財政・防災危機管理対策特別委員会の行政視察で熊本県を訪問しました。ご承知のとおり熊本県では令和2年の球磨川の氾濫や平成28年の熊本地震など多くの災害に見舞われ、今も復興事業に取り組まれております。熊本地震では益城町において甚大な被害を受けましたが、解体した町役場も今年の三月には建設され、本格的な復興作業が今も続けられています。また、球磨川流域振興局では球磨川の氾濫による被害状況と今進められている球磨川水系流域治水プロジェクトの取り組み状況について聴取しました。滋賀県の流域治水条例などが一定参考になっているようです。また、熊本大学の「くまもと水循環・減災研究教育センターにも訪問させていただき科学的な見地からの防災減災活動について学ばせていただきました。
昨今、線状降水帯の発生など予測できない水害や大地震の可能性が高まっています。今回の成果を今後の滋賀県の減災減災活動に生かして参ります。