今日は終日、市内でのイベントなどへの参加、挨拶などで一日を終えました。多くの出会い、そして思わぬ再会などがあり、あらためて人と人の絆というものを感じさせられる毎日です。特に、日ごろ接する機会のない人とお話をさせていただくと、新たな発見があります。こうした機会や出会いを大切にしたいと思います。
さて、注目の大阪市長選挙と大阪府知事のダブル選挙の投票日があと一週間と迫りました。今日は日曜日ということで盛んに街頭演説が行われたようです。民主・自民・共産など既成政党と維新の会との対決構図になりましたが、私はこれまでの維新の会の動きを有権者がどのように見ているのか、気がかりです。既成政党から多くの議員が維新の会へ鞍替えしたようですが、その真意に疑問もあります。今の政治に対する不信感が募り、新しいものに関心が向かうということはあるのでしょうが、維新の会が目指しているものが真に住民が求めているものであるのか考える必要があります。つまり、一種の流行に左右されていないかということです。かつて、ニーズには流行性ニーズと本態性ニーズがあるということをご紹介したことがあります。長い目で社会の行方を見るなら流行性ニーズに支配されてはいけないということです。大阪都構想など、維新の会が訴える政策はこれまでの歴史や先人の積み重ねを無視した流行性ニーズとしか思えないのです。もちろん、結論は有権者の意思に委ねられるのでしょうが、維新の会の強引な政治手法に疑問を持っているのは私だけでしょうか。