10月20日(日)「台風への備え。」

滋賀県に甚大な災害をもたらした台風18号。また、台風26号により伊豆大島では土砂災害で多くの方々がなくなられました。そして、今週半ばには台風27号が来襲する可能性があります。お亡くなりになられた方々のご冥福をお祈りするとともに、台風27号の来襲に対して我が国においても万全の体制で臨まなければならないとならないと痛感するところです。

今回の度重なる災害を目の当たりにして、あらためて災害から命を守る方策について行政も住民も考え直さなければなりません。河川改修も治山事業も当然進めなければなりません。しかし、それだけでは人命は守れません。このことは東北大震災でも経験したはずです。正しく安全に避難する、大自然の脅威から人命を守るためにはこのことが重要です。

今回、滋賀県の流域治水条例案が継続審査になったプロセスにおいてもこのことの議論がありましたが、命を守るために11月定例会に向けてもう一度行政が何をすべきか、災害時に住民がどのように行動すべきか、考えるときであると思います。規制や罰則についても、住民を苦しめるものなのか、あるいは命を守るものなのか、住民の皆さんとしっかり考えていきたいと思います。

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