日野川改修期成同盟会総会が竜王町で開催され、出席しました。日野川改修は広域河川改修事業の採択を受け、下流から7キロ余りを約30年間で300億円の予算をかけて実施しようとするもので、現在、仁保橋の架け替えが終わるなど計画の約半分が完了しています。
日野川と言えば昭和34年の伊勢湾台風で堤防が決壊し、大変大きな被害が出ています。改修が進んでいる現在でも台風などのシーズンには避難判断水位に達するなど油断できない状況です。過去には何度か住民に対して避難命令も出ています。最近では改修予算が年間10億円を確保できない年もあり、改修の遅れを懸念する声も上がっています。もし仮に日野川で堤防が決壊すれば、沿岸の住宅密集地などでは生命・財産に大きな被害が出るのは確実です。住民の皆さんが安心して暮らせるように一刻も早く改修か進められるように我々県議会としても最大限の努力をして参ります。