今日は県内各地で高校の卒業式が挙行されました。私は地元の八幡工業高校の卒業式に参列させていただきました。200名あまりの高校生が三年間の学び舎を離れ、社会人として、あるいは大学・専門学校などそれぞれの新しい進路に向かって新たなスタートをされます。八幡工業高校の近くには金田幼稚園があり、高校生は幼稚園で子どもに本の読み聞かせをさせたりする交流を行っていたそうです。式典では金田幼稚園児のお祝いの言葉や歌が披露され、心温まる思いがしました。
彼らは一年生の3月に東日本大震災を経験し、人と人との絆の大切さを学びました。そうした中でこうした地域との交流も生まれたのだと思います。
工業高校の卒業生はものづくり産業の大きな担い手です。滋賀県としても「ものづくり」の県として大きな飛躍が期待される中で、彼らの活躍は重要です。東日本大震災や福島原発事故の教訓をしっかり生かし、滋賀県の将来を支える立派な社会人に成長されることをお祈りいたします。
午後からは県庁へ移動し、予算特別委員会に出席、各部長から新年度予算の方針などについて聴取しました。来週の5日からは3日間の全体質疑が行われます。
予算委員会終了後は徳永久志参議院議員と会派の議員とで懇談を行い、TPPなどの国政の課題や福祉・教育など県政の課題について意見交換を行いました。
懇談に先立ち、徳永久志参議院議員は7月の参議院選挙に向けて正式に出馬表明を行われました。経済至上主義へと向かい、社会的弱者を切り捨てようとする安倍政権にストップをかけるためにもこの選挙は重要です。必勝に向けて全力で戦うことを全員で誓いました。