今日は終日県庁で2月定例会の提出議案の説明を受けました。議案は25年度当初予算案をはじめ約70件余りとなります。また、会期中に国の経済対策予算関連の補正予算も提出される予定です。2月定例会は2月14日の開会から37日間の予定で開催されます。
平成25年度は4年間の滋賀県基本計画の折り返し点にあたり、「住み心地日本一の滋賀」の実現に向けて着実な事業展開が求められます。とりわけ、先般制定された中小企業活性化条例の一年目として、部局を超えた中小企業振興の推進が必要ですし、また、あわせて子育て関連施策や雇用対策の充実が求められます。
政権が自民党に移ったことにより、これまで民主党によって進められてきた主要政策が廃止される可能性も大きく、とりわけ地方の裁量が大きく認められた地域自主戦略交付金が廃止され、国のひも付き補助金へ戻そうとしていることは自主的な地方運営にとって大きな後退だと思っています。地方公務員の給与カットを理由に地方交付税も減額されるなど、地域主権から再び中央集権に戻そうとする流れの中で、滋賀の独自性がしっかり発揮できる新年度予算となることを期待します。