1月7日(月)「国土強靭化策。」

今日から本格的に仕事が始動する方が多いと思います。私は市の商工会議所年賀会そして大津市で行われた連合滋賀の年賀会に出席しました。商工会議所では町のにぎわいを取り戻すことを、連合滋賀では雇用環境の向上などを目指して抱負を語りあいました。

商工会議所の会頭のあいさつの中で新政権が進めようとしている200兆円に及ぶ国土強靭化策に対して懸念の思いが語られました。一時的に建設業界などが潤っても果たして真の経済振興が図れるのか、将来につけを残すだけにならないか、という心配です。

我々政治家は目の前の選挙に勝たなければ政治の舞台に上がれないので当然全力を尽くして戦うのですが、一方、将来を見通しながら政治を進めるのがその責務であるのは言うまでもありません。票を集めるために有権者受けするその場限りの施策をしているのか、将来のあるべき姿を描いて施策をしているのか、しっかり判断をいただかないと真の社会成長は得られないと思います。200兆円に及ぶ公共投資はその費用対効果をしっかり見極めないと大変なことになると思います。

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