11月12日(土)「大中農業王国グルメカーニバル開催!」

今日は市内にある県立八幡工業高校創立50周年記念式典が市文化会館で行われ、出席しました。これまで永きにわたって、日本のものづくりの人材を育て、社会に輩出してきた伝統校が、50周年を契機に新たな決意のもと、次なる伝統の結実を目指して動き出されました。今、TPP問題で日本の繁栄の基礎となっている輸出産業の危機が懸念されています。しかし、いうまでもなく日本の技術力やものづくりにかける熱意はどの国にも負けません。そして、これらを支える機関として八幡工業高校をはじめとするものづくりの人材養成機関が日本には数多くあります。今日の創立記念を契機に八幡工業高校が益々ご発展されますことを心から祈念いたします。

この後、大中町周辺で行われた「大中農業王国グルメカーニバル」に参加し、オープニングイベントでは本日販売された近江牛や地元の野菜などを使ったグルメをいただきながら、感想を述べさせていただきました。大中町の住民のみなさんが心をこめて作られた近江牛や新鮮な野菜が見事にコラボレートしたグルメであり、まさに今後新たな滋賀ブランドや大中ブランドとなることが期待されます。日本の農業はTPPの影響をもろに受ける産業として、これからの振興策が心配されていますが、野田総理が会見で話されたように日本の農業に私たちは大きな思いを寄せねばなりません。

今日は二つの行事に参加して、これまで日本という国を築き上げてきた「モノづくりの伝統」と「農家の熱い思い」を同時に受け止めてまいりました。TPP問題については今後、国を二分するような激しい議論が予想されますが、結果として推進派と慎重派のどちらの方向にいくにせよ、それぞれが相手の立場をおもんばかりながらの議論を展開し、国民の間に大きなわだかまりが将来に残らぬ決着を望みます。

大中町で行われた「大中農業王国グルメカーニバル」は大盛況で、人気商品の前では長蛇の列ができました。

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