昨日は大阪で関西広域連合議会が開催され、出席しました。今年度から滋賀県代表の3名の内の1人として参加しています。本会議では北陸新幹線の取り組みや次期広域計画の策定について一般質問をさせていただきました。奇しくも昨日は私の誕生日であり、記憶に残る質問となりました。
北陸新幹線の敦賀以西のルートについては、現在、小浜、湖西、米原の3ルートガ候補として挙げられていますが、関西広域連合では4月25日に費用対効果など総合的に判断して「米原ルート案」が最も優位であると提案しています。しかし、滋賀県にとっては二つの大きな課題があります。一つは属地主義と言われる膨大な地元負担、そして、もう一つは並行在来線がJRの経営から分離され、地元の負担が増えるのではないかということです。この新幹線整備により、京都や大阪などが大きな経済波及効果を得ることは明確であり、関西全体で解決を図るということが確認されています。このことが将来厳守できるのか、ということを確認しました。
井戸連合長(兵庫県知事)からは国に対する要望も含めて基本姿勢を守っていくという趣旨の答弁をいただきましたが、今後とも滋賀県としてしっかり検討していかねばならない課題となります。
13名の質問が粛々として続きましたが、最後の議員が質問の中で橋下徹大阪市長の従軍慰安婦発言等の批判をしたため、橋下市長が議長に反論させるように求める、などの一幕がありました。