5月27日(月)「育児休業3年と女性手帳。」

5月26日に細野幹事長・徳永参議院議員との女性集会が開催されました。

今日は6月定例県議会に向けて知事との懇談を行い、また、提案予定の議案の説明も受けました。知事との懇談では地方交付税などを削減することにより地方公務員の給与削減を国が一方的に強制していること、この夏の電力需給問題、道州制、安倍政権への評価などについて意見交換をしました。

この中で安倍政権が女性活躍促進策として打ち出そうとしている「育児休業3年」や「女性手帳」について知事に意見を求めましたが、論評するにも至らない施策であると否定的な考えを示されました。この問題については民主党が5月26日に開催した細野幹事長・徳永久志参議院議員との女性集会でも、子育ての負担を女性だけに求めようとしていることや女性のキャリアアップにマイナスになるなど、厳しい意見が出されたようです。この問題の背景には不安定雇用と将来への不安があることや第一子の妊娠・出産時に6割の女性が退職を余儀なくされていること、また、少子化は女性の意識や自覚の問題ではないことなどをしっかり認識する必要があります。今やるべきことは男女が協力して子育てしながら、ともに仕事を続けられる環境を整えることや医療、保育、教育などの分野において社会全体で子育てを支援できる仕組みを作り上げることであると思います。

「3年間抱っこし放題」などというキャッチフレーズに惑わされてはいけません。

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