今日は近江八幡、野洲、守山、大津の4市で構成される国道477号整備促進期成同盟会総会が野洲市で開催され、来賓として出席しました。国道477号は三重県四日市市を起点にして、滋賀県から京都府を経由し、大阪府池田市に至る道路で近畿の広域幹線道路です。しかしながら、慢性的に交通渋滞が発生している区間があり、また自転車歩行者道が整備されていない区間も多くあります。
こうした個所の道路改修を目的に同盟会が結成されていますが、昨年度は国の道路補助金が大幅に削減され、事業の遅れが生じました。参加された首長からは県や国に必要な予算の確保について強い要望が出されるとともに、関連して、今年12月に無料化が予定されている近江大橋や数年後に無料化される琵琶湖大橋に関して無料化によりさらなる交通渋滞が発生するのではないかという懸念も示されました。
二つの大橋には多額の維持補修費が必要であり、将来的には架け替えの費用も生じてきます。しかしながら、現行法では建設費の償還が終われば無料化されることになっています。維持補修費分だけでも有料にできれば県の道路予算への影響は少なくなります。今後、法改正へ向けた働きかけを含めてその対応策が急がれます。