滋賀県健康づくり財団の主催による「滋賀県ガンフォーラム」が大津市で開催され、参加してきました。滋賀県議会でもがん対策の議員連盟を超党派で立ち上げ、昨年は県民向けのフォーラムを成人病センターの協力を得て主催しました。
今、ガンは二人に一人は罹患する病気と言われています。しかし、早期発見、早期治療に取り組めば人生を生き抜くことができます。子宮頸ガンに関して言えば日本でも予防ワクチンが登場し、公費助成も行われています。対策として急がれるのはガンの検診体制の確立と県民への啓発です。
今回のフォーラムでは女優の仁科亜季子さんが自らのがんとの闘いを紹介し、検診の重要性を訴えられました。滋賀県民の検診受診率は全国的に見ても低い方にあります。25年度からがん対策の基本計画が実施されますが、こうした点の改善を進めて、がん対策で大きな成果を上げられるように県議会でも求めていきたいと思います。