今日で2012年が終わりです。年末解散総選挙、そして、民主党の歴史的大敗で閉じようとしています。2009年の政権交代で民主党が300議席以上を獲得したのも異常でしたが、3年3ケ月何もしないで国会を停滞させていただけの自民党が300を超える議席を獲得した今回の選挙も異常です。
どの選挙にも言えることはマスコミが政局を作ったということです。マスコミが政権に厳しくなるのは仕方がない。とはいえ、政権を評価する報道では視聴率が上がらないが、政権の批判をすれば視聴率が上がるとばかりにその種の報道を根拠もなく繰り返した責任は重いと思いますが、どうでしょう。
自民党は原発についても選挙が終われば、新設を認めていくというメッセージを総理自ら発していますが、原発を推進し、3・11で福島に大きな打撃を与えたことの責任は何も感じていないのでしょうか。あれは古い型だから起こった事故と言わんばかりの姿勢に国民のみなさんは怒りを感じられないのでしょうか。今一度しっかり問いたいと思います。
いずれにせよ、激動の2012年は間もなく終わろうとしています。2013年が皆さんにとって幸多い年でありますようにお祈りしています。