今日は大津市で民主党パーティーが開催され、来賓の嘉田知事から力強い応援メッセージをいただくとともに、中央からは輿石幹事長がお見えになり、引き続き民主党に政権を担当させていただけるようにと支持を訴えられた。
国政においても県政においても自民党によって残された負の遺産が多くあり、その対応に追われてきたのが国では民主党であり、県政では嘉田知事であると思う。そうしたことは棚に上げてマニフェスト違反と批判し、特例公債法案や衆議院定数削減案を人質に解散総選挙を迫ってきた自民党の政治姿勢こそ問われるべきであると思う。
政権を担っている以上、与党としての責任を問われるのは仕方ないとはいえ、成果の部分の評価はせず、ひたすら政権批判に終始してきたと思わざるを得ないマスコミの姿勢は日本の行く末に大きな悪影響を残すと思う。こうした姿勢はもちろん自民党政権の時代にもみられたが、視聴率重視の報道が世論を誤った方向に誘導しているというは言い過ぎだろうか。
しかし、有権者の皆さんは案外冷静に政治を評価されていると思う。今回の野田総理による解散の判断も民主党内部からは批判の声が上がっているものの「日本の国の政治を前へ進めたい」という大所高所からの判断に対して国民のみなさんの一定の評価はあったと思う。解散前の党首討論をみても野田さんと安倍さんではどちらが総理にふさわしいか、明らかであったと思う。
この解散総選挙の大きな争点は少子高齢化対策、具体的には社会保障と税の一体改革(消費税問題)、日本経済の行方を左右するTPP問題、そして原発政策の三点に絞られると思う。これらは日本の国の安全安心、国の在り方、国民の生活に大きく影響する重要課題であるということである。
そうした状況下で維新の会がこれらの重要課題で石原新党に譲歩したことはその政治使命を捨てたに等しく、今後は大きくを支持を失うことになると思う。いずれにせよ、賽は投げられた。3点の重要政策を軸にこれから市かkり有権者に訴えていく。