昨日は終日9月定例会に提案される補正予算の説明会がありました。詳細が公表されるのは9月の議会運営委員会後になります。議員の活動と言えば年4回の定例会だけと思われがちですが、休会中も所属政党などを通じて、政調会活動や要望活動などがあり、また、委員会は休会中も活動していますので、現地視察なども含めて忙しく活動しています。
この9月議会では大きな社会問題となっている大津市のいじめに関する事件、高校再編問題、この夏の電力需給を踏まえての原発の再稼動問題、あらためて課題となってきた新幹線新駅問題などを中心に議論がなされると思います。また、国の情勢によっては解散総選挙という状況も考えられます。暑い夏は終わり、季節は秋へと向かいますが、県政・国政ではますます熱い議論が加速されていきます。しかし、議論だけでは国や地域は前へ進みません。国民のみなさんの生活向上のため、決めるべき時期にはしっかり決断しなければなりません。たとえば、解散総選挙するにしても違憲となっている衆議院の定数問題は緊急の課題ですが、国会では野党の審議拒否という異常な事態となっています。自分たちの主張と違うものが議題となってきたらけしからんと審議拒否するのはいかがなものでしょうか。必要であれば対案をだして是か非か決する時期に来ている中で、解散を強く迫りながらその前提条件である定数是正を決めようとしない野党の姿勢にいらだちが募ります。