6月13日(水)「高校再編問題。」

今日は文教・警察常任委員会が開催され、出席しました。この中で高校再編問題について教委からこれまでの経過報告があり、また、新教育長に対して今後のスケジュールなどの質問が各委員から続出しました。これに対して教育長からは子どもたちへの進路指導の観点から9月にはまとめなければならないという趣旨の答弁がありました。しかしながら、長浜市の検討委員会などからは地元の意見を十分踏まえた結論を出すように要望されており、時間的にこうしたスケジュールが可能なのか懸念されるところです。長浜2校と彦根2校の統廃合が大きな焦点ですが、地元の意見を十分踏まえた結論となるように望むものです。

高校再編問題は平成18年に全県一区制が取り入れられた時点から避けて通れない課題であったはずです。この制度のメリットやデメリットの検証も必要だったと思いますし、この間に総論的な意見交換や意見聴取はされたものの、各論に踏み込んだ意見交換を先送りして、いきなり再編計画を昨年7月に示したことが混乱の大きな原因だと思います。このような手法のまずさを指摘させていただきましたが、とにかく24年度中に着地点を見いだせるように、当局も議会も努力しなければなりません。

午後からは会派会議で当面の課題整理をしたうえで、定例の連合滋賀と民主党県民ネットワークとの連絡会議を開催しました。会議では6月定例会の議案や夏の電力対策について幅広く議論をさせていただきました。特に、昨年の節電対策では土日へのシフト替えによる保育所や学童保育対策が課題となりました。今回の補正予算ではそのための予算も計上されましたが、市町での受け入れ体制の確保など課題は残っています。こうした課題について15日に開催予定の福祉団体や企業関係者、労働団体などとの合同会議を通してしっかり対応策を検討していただきたいと考えています。

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