今日は日野川改修期成同盟会総会が開催され、出席しました。日野川改修は仁保橋の架け替えも終わり、桐原橋へ向けて改修は進んでいます。しかし、かつて年間約10億円であった予算は減り続け、いまでは6億円前後となっています。民主党滋賀県連でも重点要望事項として国に対して働きかけをしています。しかし、この2年間は中央陳情ができていないということで総会では民主党の陳情要望の取り扱いに対して不満の声があがりました。期成同盟会の予算や事業のほとんどが中央陳情やそのための旅費であるという事情もあります。
しかし、民主党政権になって要望事項の取り扱い方法を変えたのにはそれなりの理由があります。河川改修や道路改修は限られた予算で実施されており、プライオリティーに基づき進めていくことは当然です。これまでの陳情行政を続けていれば、多くの関係者が多額の費用(税金)をかけてセレモニーのように要望活動を続けることなってしまいます。こうしたことを避けるためにも県連レベルで要望事項を整理し、優先順位をつけて国にあげているのです。もちろん要望活動が必要と判断した事項は党の幹事長室なり政務三役につなげることはしています。こうしたメリハリのある要望活動の必要性については現状ではなかなか理解されていないかもしれませんが、将来必ず評価される日が来るものと確信しています。
総会の後は、安土町の沙沙貴神社にある「なんじゃもんじゃ」という木を観賞する会に参加しました。「なんじゃもんじゃ」とはもくせい科の落葉樹である「ヒトツバタゴ」という木で雪が降り積もったかのような花が咲いています。こうした花が見られるのはまさにこの時期だけです。宮司さんや宮総代、氏子の皆さんとともに昼食をいただきながら鑑賞させていただきました。この珍しい木のある沙沙貴神社は観光客の皆さんにも人気のスポットとなっています。皆さんもぜひご覧ください。