今日は自衛隊大津駐屯地の創立記念式典に参加しました。知事、大津市長、国会議員、県議会議員など多くの来賓が出席され、盛大に開催されました。自衛隊と言えば3・11の大震災をはじめ、大災害時にはその持てる能力を遺憾なく発揮し、国民のみなさんの安心安全のため活躍されているのはご承知の通りです。自衛隊については憲法9条との関係などから戦後の設立以来、国民の間でも多くの議論があるのは事実です。しかし、そうした政治的な論争に関わらず、国防をはじめ、有事には国民のみなさんの安心安全のため多くの自衛隊の皆さんが身を挺して活躍されており、国民の大きな期待を担っておられます。
自民党は普天間基地問題や尖閣諸島、あるいは仙石元官房長官の発言などをめぐって防衛問題を民主党批判に利用していますが、ほとんどの課題は50年にわたって政権の座にあった自民党の責任でもあります。
過去の歴史をしっかり踏まえて、そして北朝鮮や中国の動きなど東アジアの安全保障問題などについて党利党略を乗り越えた真摯な議論が必要な時を迎えていると痛感した一日でした。