4月18日(水)「再生可能エネルギーへの期待。」

昨日と今日の二日間、連合滋賀議員団会議で淡路島を訪れ、再生可能エネルギー活用の実践例の視察をして参りました。淡路市の「あわじメガソーラー」、淡路県民局の「淡路環境未来島構想」や「あわじ菜の花エコプロジェクト」、そして、南あわじ市で行われている風力発電「南あわじウインドファーム」などです。

今、大飯原発の再稼動問題で日本は揺れていますが、脱原発や卒原発路線へ舵を切るためには再生可能エネルギーの事業化が急務です。菜の花エコプロジェクトは滋賀県が先進県ですが、太陽光発電や風力発電はまだまだ事業化されていません。南あわじの風力発電は2500キロワットの規模の風力発電が15基設置されており、定格出力時には一般家庭の12000世帯の電力をまかなえます。これは南あわじ市の全世帯の3分の2にあたります。国の支援がなければ、維持補修など課題が多いのは事実ですが、売電価格をしっかり設定すれば、原子力発電による電力をカバーすることは可能になります。再生可能エネルギー活用は今後の大きな課題ですが、発送電分離や売電価格の適切な設定など環境整備を国や地方自治体がしっかりすることが必要です。

南あわじ市で行われている風力発電。1基2500kwの発電能力があります。

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