4月14日と15日は八幡まつり(松明まつりと太鼓まつり)が好天の中で厳粛に執り行われました。三大火祭りの一つで14日夜には日牟礼八幡宮境内で多くの松明に奉火されました。桜もほぼ満開で多くの観光客の皆さんに楽しんでいただけました。火祭りの最後は5月の「篠田の花火」となります。
さて、大飯原発の再稼動問題が報じられていますが、政府の決定が拙速ではないかという批判が滋賀県や京都府からなされています。今回の政府の判断の大きな要因はこの夏の電力需給であることは間違いないところです。生活や経済へ与える影響を政府の立場として懸念するのは当然ではありますが、いまだ再稼動に関する安全性で国民の理解を得ている状況でないことは明らかです。琵琶湖を守るという立場から嘉田滋賀県知事も大きな懸念を示されています。私たち滋賀県議会も2月定例会で福島第一原発の事故原因の究明がなされていない時点では再稼動すべきでないという趣旨の意見書が全会一致で国に提出されています。
短期間で4閣僚が結論を出したという印象はぬぐえず、今後国民の皆さんに対する説明責任をしっかり果たさなければならないのは当然です。