3月11日(日)「紅葉の語らい。」

この季節にどうして紅葉か、と思われるかもしれませんが、これは地元自治会のボランティアの皆さんが毎年計画されている高齢者のためのふれあいサロンの名称です。日ごろ外へ出ることが少ない高齢者の皆さんのために、手作りの食事や心温まるイベントでもてなそうという企画でずいぶん長く続いています。今日は東日本大震災から1年目となります。会のはじめに参加者全員で犠牲になられた方々に黙とうを捧げたあと、オカリナの演奏、文化琴の披露、手作りのお寿司やおはぎの食事、そして、介護職員さんによる認知症予防のための講演が行われました。

私の地元自治会では子どもさんが独立したあと、高齢者の夫婦世帯となられる方が多く、高齢化率は平均よりかなり高くなっていると思います。また、単身の高齢者も多くなっています。日ごろの安否確認は非常に重要で、昨日の自治会総会では「今日も元気ですよ」というしるしに一人暮らしの方は毎朝家の前に旗を立ててもらう取り組みが提案されました。

東日本大震災後、地域の絆の大切さが言われています。孤独死を防ぎ、災害などいざという時には災害弱者が犠牲にならない備えが必要です。1年前の大震災で亡くなられた方々の犠牲を無にせぬようにあらためて地域の絆を深めていきたいと思います。

カテゴリー: 近況報告   パーマリンク

コメントは受け付けていません。