2月16日(木)「2月定例会開会。」

今日、2月定例会が開会され、知事から平成24年度当初予算案などの議案が提案されました。基本構想に沿った8項目の重点項目に基づく予算の内容であり、住み心地日本一の滋賀を目指すものです。今議会での大きな課題は12月定例会で継続審査となった「流域治水基本方針」が可決されるのか、どうかということと併せて、嘉田知事の編成した24年度当初予算案を最大会派である自民党がどう取り扱うのか、という点です。いつも申し上げていることですが、県議会が政局でなく、県民の皆さんのための政策の議論の場となることを望むものです。

今日は本会議後、関西広域連合議会の正副議長が来庁され、大阪市などの政令指定都市が参画することによる議員定数の改定について説明されました。現行の20名に政令指定都市に5名、滋賀などの政令指定都市を持たない県に4名増員する案で滋賀以外の構成府県は合意していますが、滋賀県議会の自民党がこの案に反対しているため、規約改正の議案が構成府県で提案できない状況が続いています。国の権限移譲を前に、こうした対立構図を作る意図は何なのでしょうか。今後しっかり検証していきたいと思います。

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