昨日の田島一成衆議院議員の新年会に続き、今日は近江八幡市内で林久美子参議院議員の新年会が行われました。これに先立ち大津市で開催された国保連合会労組の旗開きにも出席してきました。これでほぼ新年の行事は終わり、明日の政調会を皮切りにいよいよ県議会は2月定例会モードになります。
さて、今日の林久美子参議院議員のゲストとしてお越しになった同期の参議院議員8名を含め、昨日の田島議員のゲストの前原政調会長も話の中心はやはり社会保障と税の一体改革、そして消費税問題に尽きました。
増税は国民の皆さんにとって痛みには違いありません。しかし、少子高齢化が進む中で、子育て、医療、年金、介護などの社会保障の継続のためには財源論は避けて通れません。団塊の世代が65歳を迎える今、出生者数は団塊の半分以下といわれます。この数字を見ても高齢者を支えるためには社会保障費の財源、とりわけ、保険料や投入する税についての議論は必要です。これまでの自民党政権のように将来に負担を先送りする赤字国債の増発だけで対応すれば日本の国の破たんは確実です。もちろん、人件費削減を含む行政改革を求める国民の声が大きくなるのは当然であり、議員の定数削減や歳費カットも同時に求められています。こうした課題はすべて今国会で同時進行で議論されることになると思いますが、衆参ねじれの中、国会の意思が決められなければ当然のことながら解散総選挙に向かうことになると思います。国・県・市町のすべてにおいて今年はこうした課題を中心に激動の1年になるのは間違いありません。2012年は将来において悔いを残さないようにしっかり議論して、決めるべきことはしっかり決めていく「決断の年」です。