今日から11月定例会常任委員会の審査が始まる。私は所属する政策・土木交通常任委員会に出席し、総合政策部の説明を受ける。議案は入札残などの減額補正だけで特に大きな課題はなく、報告事項としては竜王町岡屋の工場団地造成に関すること、県立近代美術館の見直し、マザーズジョブセンターの実績報告などでした。
竜王町岡屋の工場団地造成は文化財調査や環境アセスで若干遅れており、第一次の販売は27年ごろ、第2次の販売は29年ごろになりそうです。竜王町としても期待している事業であり、雇用創出の期待もあります。竜王町としてのまちづくりのコンセプトもあると思いますが、新たな雇用者の住宅などの課題もあることから、市街地の見直しの要請も町議会関係者から伺っています。県当局に対しては横の連携を図りながら、竜王町のまちづくりの支援をされるよう要請しました。
委員会終了後、滋賀のまつりフォーラムのみなさんの要望をお聞きしました。近江八幡の三大火祭をはじめ、大津、東近江、長浜の伝統的な祭りを運営しておられる役員さんから日ごろのご苦労や祭り運営の課題などについて訴えがありました。こうした地域の祭りは地域防災力の強化につながるものであり、また観光資源や人々の絆を深めるイベントとして期待されます。また、こうした祭りは有形無形の文化財としての価値もあり、今年は祭りをテーマに県民の皆さんを対象したフォーラムも計画されているそうです。こうした文化的な財産をしっかり次世代につないでいくためにも県としての支援をしっかりしていきたいと思います。