12月8日(木)「2012年の国際社会を展望する。」

今日は一般質問の二日目。わが会派からの登壇はありませんでした。クジの結果ですのでやむを得ません。議会終了後、京都で「2012年の国際社会を展望する」というテーマで、外交問題でテレビ出演などもされている村田晃嗣同志社大学教授の講演をお聞きしました。

2012年はアメリカ大統領、ロシア大統領、韓国大統領選挙などが行われるということで国際社会でも大きな転換点となる予測です。日本外交の課題はもちろんTPPや普天間基地問題ですが、それ以外に意外と知られていないものでアメリカの牛肉の輸入規制問題や国際結婚の離婚後親権を決めるハーグ条約などがあるそうです。今の日本の大きな課題は幕末の坂本竜馬のようなリーダー不足あるいは人材不足にあるという指摘はその通りだと思います。リーダーとなる資質の一つに多くのFollowaer(後についていく人)がいることがあげられるとのことでした。そして、いまの日本のリーダー不在の責任はリーダーを選ぶ国民の無責任性にあるとの指摘もありました。有権者の審判を受ける身の我々にとってはドキッとする発言でしたが、学者からはできる発言なのでしょう。

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